(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制

歯学部を受験しようと思っている受験生へ

受験生にとって夏はないんだろうが、そろそろどこの大学にしようか?学部は?なんてことを考え始める時期だろう。

 

当然歯科大学、歯学部を受験しようかな?と思って情報を集めている学生さんもいるだろう。

 

情報の集め方

1.オープンキャンパス

2.在学生に知り合いがいて聞く

3.OBに知り合いがいて聞く

4.予備校や高校の担当者から話を聞く

5.ネットで検索

などがあるのではないかと思う。

他にも私が知らない情報網なんかもあったりするのかもしれない。

 

1番内情がわかるのは2ではないかと思う。

在学生に話を聞く

今実際在学している学生に話が聞くことができればリアルに現状がわかるはず・・・。

ただし、その学生が知っていることしかわからない。例えばその学生が2年生だったら臨床系の事はさっぱりわからないし、CBTもOSCEも国試もわからない。

6年生に聞くのが1番情報量が多いかな、と思うけどやっぱりその1人だけの感想を完全に真に受けるのは危険かもしれない。

あくまで参考の1つとして話を聞くことができればとてもよいだろう。

 

オープンキャンパス

案外オープンキャンパスに行ってもわからない。

外来見学しても素人からみたらよくわからない装置や治療をしているだけだし。

オープンキャンパスまで来てくれている受験生は大学からみれば他の受験生よりも自分の大学に興味を持ってくれている、受験する可能性が高い人であり、 粗雑な扱いは絶対にしないだろう。

雰囲気を味わいに行く、というのが正解だろう。

入ってみたら全然違うなんていうのはよくあること。

「留年率や退学率について教えて欲しい。」と言っても全ての大学がしっかり答えてくれるかは私にはわからない。

サイトにしっかり載せている大学は答えてくれるだろう、開示しているから。

 

OBに知り合いがいて聞く

あそこの〇〇先生、〇〇大学出身だな、今度話聞いてみるか、なんていうこともあるだろう。まあ実際聞いてみて参考になることは殆ど無い。卒業して1,2年目という人なら別だが5年も経てば大学はすでに別物。20年経ってりゃもう魔物。古い先生なんて部活頑張った!とか今教授の〇〇は同級生!とかそういう事しか言わないから全然参考にはならない。精々その同級生の教授と話す機会があればネタとして使うぐらいだ。

ちょっと国試の状況とか詳しいOBだとすぐに「やめた方がいいよ、あんな大学。医学部狙いなよ。」とか言ってくる事もあるだろう。確かに今は医学部は天国かもしれないが将来を保証するものではない。あくまで他人。その先生が自分の偏差値知ってるわけでもないし。

 

予備校や高校の担当者から話を聞く

当然だが担当者は歯学部にいた経験はないわけで単に偏差値や受験科目のセレクトとかそういった話になる。大学によっては特待生のシステムが充実しているところもあり、その枠内に入れるのかどうか、などといった所は受験の専門家に聞いた方がよい。ただ歯科大学歯学部はマイナー大学が故にどこまでデータの蓄積があるかは難しい所だ。

 

ネットで検索

はい、今これを読んでいる人の多くもネットで検索してここにたどり着いたんだろうと思う。自分でいうのもなんだが、ネットで信頼できる情報を発信している所は非常に少ないと考えた方がいい。大学公式のサイトや厚労省などで開示されているデータ以外はあまり信用しない方がいいし、私も信用していない。Yahoo知恵袋などに相談しているのをたまにみるが、実際アンサーを読んで解決したとも思えないし、他人に決めて貰うほど自分の人生、決断は軽いし信用できないのかな?

 

歯科大学に入ってきて失敗する学生達

自分で決断して大学を選んでいない

親や周囲の言うがままに入ってきてしまいモチベーションもなく、最初から底辺近くをズルズル。または途中から成績が下がってきてしまう学生は一定数存在する。

 

親目線でちょっと手に職をつけさせたいけど、医者は無理だから歯医者に・・・なんていう甘い考えで今の底辺私立に入れたら凄く高ーい授業料を払わされて留年留年で子供の人生は破滅というルートは充分考えられる。30すぎて大学卒業できず高卒資格で特に何の経験もない人を、例えば自分の会社医院で雇うだろうか?

あ、ちなみに薬学も相当厳しいですからね・・・。

薬も歯も底辺私立がやっている事はほぼ同じ。

薬は入学時の人数と国家試験受験時の人数がかなーり違う。

  

親も親

親も子供に甘い。

また言ってることが滅茶苦茶

 

朝来ない学生の親

「1限からうちの子が出られないのは大学がモーニングコールをしないからだ!」

大学はコンシェルジュではないし、高等教育の場ですよ?

 

どうやっても卒業できそうにない学生の親

「去年より成績が3番上がったからそれを評価してやって欲しい」

下から1番が下から4番になったけど、卒業ボーダーには何十%も足りませんけど・・。

 

留年が決まった後の親

「うちの子が留年だなんて!!各教科全ての採点結果を持って来い!採点基準がおかしい!」

いやー、それを知って何をしようと・・・

 

後悔しない選択をするには

別にどの歯学部に入っても歯医者になっている人はいるわけで、この大学に入ったからもう確率は0%なんていうことはない。

ただし、最近は勝ち組と負け組が明確になってきており、より歯科医師としての未来が近い大学と遠い大学が存在する。

特に私立歯学部において格差は顕著に開いてきている。

 

歯学部ならどこでもいい

自宅から通えるから

医学部に全部落ちてここしかなかった

 

こういった選択が人生を狂わせる可能性があるので注意をしてほしい。

より自分が大学を調べて選択しないといけない時代になったと思う。

そしてその選択を後悔しないように勉強しないといけない。

今の歯学部は、私が所属していた時代よりも勉強しないといけない。

それは試験が明らかに多くなっているからだし、進級卒業も厳しくなっているから。

 

 

国公立大学間においてもすでに格差といえるだけの差がつき始めている。

国公立大学ならどこでも一緒、ということはない。

センターや二次での偏差値がそれほど変わらなくても6年後の国試の成績はだいぶ違うことに注意して頂きたい。

 

もう1度いうけど、負け組と言われる大学に入ったって確固たる信念を持って勉強してトップクラスの成績で国試に受かる人もいる。ただ、その信念を6年間ぬるま湯の中で維持するのが普通の人にはなかなか難しいんだよね。

 

 

終わりに

まだ文科省が最新版のデータを出してこないので去年度のデータもあるが、ここら辺を参考にして頂きたい。

 

 2017年2月に行われた国家試験の合格率

これは最新

 

 

 これは去年のデータである。今年の最新版はまだ発表されていない。


ここら辺も読んでおくとよいかも。

2016年に行われた国試の結果へのリンクもある。


 

 

やっぱ本を自炊するならscansnapですよ。

自炊してPDF化OCRしておいてPDFの中の文章も検索できるようにしておけばわざわざ本を開かなくてもPCが検索してくれますからね・・・。