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(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制

卒業保留

私立大学の一部では卒業保留というシステムがある。

多くの国家試験合格率下位校では

国家試験の合格率を下げないように6年生を大量に留年させている。

当然だが、6年生の数は非常に多くなる。

前回も取り上げた表を少し改良してみた。

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出願者という項目は、留年や卒業保留されていないほぼ生の6年生の実数と考えられる。

定員100名未満の大学の出願数が130名ぐらいあったりと

明らかに溜まっていることがわかる。

出願者と受験者数の差が、留年または卒業保留者の数になる。

見て頂くとわかるが複数大学では40名以上減っている。

これを純粋な留年で処理すると6年生の数はどんどん膨れあがってしまう。

それを回避する裏技が卒業保留だ

 

卒業保留とは一旦卒業を保留し

多くの場合国家試験の当日に大学で再度卒業試験を受験するというものだ。

つまりこれだと卒業見込みで国家試験を受験することを封じることができる。

そして最終的に卒業を認められた場合

国家試験を受験する事なく浪人になる

これだと現役の合格率を保ちつつ、6年生が溜まるのを回避できる。

学生や父兄も、卒業させてくれて高い授業料を払わなくてよくなるからと

納得する場合が多いようだ。

 

しかしながら、浪人の数は著しく増加する事になる。

浪人は当然だが現役より遙かに合格率が悪いため

現役の合格率が良かったとしても総合の合格率は悪くなる。

一度こうなると総合の合格率を戻すのは至難の業だ。

浪人の数が多い大学は卒業保留を行っている、または行っていたと考えられる。

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卒業保留をする大学はかなり切羽詰まっている。

そういった大学に自分の母校だから、

授業料が値下がりしたから、

といって安易に

子弟を入れて良いかどうかはしっかり検討した方が良いと思う。