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(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制

各大学別国家試験合格率推移(私立編)(北日本、北陸)

私立は国立よりも動きがドラマティックなので、書く量が多くなった。

なので3回程度に分けてアップすることとした。

 

北海道医療大学

偏差値 37.5(河合塾)

H26年入学試験 定員80名 受験者485名 合格者414名 入学者70名)

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1)国家試験合格率の推移

104までは全国平均を上回ることはなかったが、105から3年連続で全国平均を上回っている。

2)6年時での留年数

106、107では出願者数ー受験者が39、47人であり、おそらく6年生で大量に留年させることで数字を出していると考えることが出来る。

その間の浪人は30名ほどであり、卒業保留という禁じ手は使っていないと考えられる。

3)108回の展望

50名弱の留年生を出した今年、さらに同じ規模で留年させるのは難しいかもしれない。それに伴って卒業生が増えることになれば、108の合格率は下がることになりそうだ。

4)大学受験

定員割れしている。やはり北海道でしかも札幌からある程度離れているというのも影響しているのかもしれない。

5)総評

かなり留年生が溜まってきている事から、ある年に留年生をある程度卒業させないといけなくなるのは確実だ。それが今年なのか来年なのか分からないが、ある程度卒業させた年は国家試験の合格率は下がるだろう。大学受験で定員割れしているため学生を選抜出来ていないことから今後も苦戦は続くだろう。

 

岩手医科大学

偏差値 35.0(河合塾)

H26年入学試験 定員57名 受験者125名 合格者108名 入学者51名

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1)国家試験合格率の推移

101回から全国平均を1回も上回ったことがない。

104回では全国最下位となったが、105回以降は少し持ち直している。

2)6年時での留年数

元々母数が少ない割に107回で30名も留年している。

104回の不合格者数63名を遙かに上回る数が浪人として105回で受験しており、104回で卒業保留組を出した可能性が高い。また103回でも同様の傾向が認められるため、102回時においても卒業保留が行われた可能性がある。

3)108回の展望

106回での20名程度の留年者数で抑えながら国家試験の成績をキープするのが目標になると思われるが、107回で30名留年しているので、それは難しいかもしれない。受験者数がかなり少ないので1名落ちると合格率が2%ぐらい変動してしまう。卒業者の選抜が明暗を分けそうだ。

4)大学受験

大学受験に関しても定員割れギリギリぐらいであり、あまり学生を選抜できていない。これは東日本大震災の影響なども考えられるだろう。

5)総評

これから深刻な定員割れ世代の学生が国家試験を受験することになるわけでここからが正念場だろう。現状をキープできれば御の字という所ではないだろうか。

 

奥羽大学

偏差値 偏差値無し(河合塾

H26年入学試験 定員96名 受験者50名 合格者42名 入学者22名

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1)国家試験合格率の推移

国家試験の成績は非常に低迷しており、殆どの場合下から3位以内。

107では現役で全国最下位の合格率となってしまっている。

107では6年生全体の25%すら国家試験に合格していない危機的状況だ。6年生の75%は留年または国試浪人するということだ。

2)6年時での留年数

出願者数ー受験者数=留年者が107で38名もおり、おそらく今年も6年生はかなりの数いるだろう。そこから卒業して国家試験に何人受かるか・・・・。

不合格者数合計よりも翌年の浪人受験者が増えたことはないため、卒業保留はおそらく行っていない。

3)108回の展望

去年も38名という大量の留年者を出しており、クラスの人数はある程度多いだろう。そこから何人卒業させるのか。どちらにしても6年生の40%程度が国家試験に合格しなければ他の底辺私立大学の背中すら見えてこない。

4)大学受験

東日本大震災の影響で受験者数は深刻なダメージを受けており、大幅な定員割れを繰り返している。今年は定員を遙かに下回る22名しか入学していない。

そのため次年度入学より歯学部、薬学部で30名ずつ学費全額免除の特待生(留年すると学費免除撤回)を募集している。しかし、教員もかなり辞めており、30名学生が増えてそれに応じた教育ができるのか不安である。6年で国家試験に合格した最低修学の学生は昨年度28.1%しかいない事から特待生のうち何割かは留年して学費免除を撤回される可能性がある事には注意が必要だ。

5)総評

108においても松本歯科大学と最下位を争う有力候補であることは変わりない。学長をわざわざ呼んできた成果は今の所出ているとは言い難い。108,109あたりが正念場になることは間違いないだろう。

 

日本歯科大学新潟校

偏差値 37.5(河合塾)

H26年入学試験 定員70名 受験者327名 合格者210名 入学者70名

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1)国家試験合格率の推移

104回までは非常に優秀な成績だったが、105回からは全国平均を下回るようになってしまっている。これは他大学がかなりの数を留年させて合格率をキープしているのに対し、日本歯科新潟は6年生であまり留年させていない事によると考えられる。そういう意味ではある程度健全だ。

2)6年時での留年数

留年数は2年連続で7名程度であり、6年生まで上がればほぼ卒業して国家試験を受験することが出来るようだ。国家試験の合格率は6割ほどあるので、上記3校に比べれば表向きの合格率は低くても内容はこちらの方が上だ。

3)108回の展望

いくら留年させず合格率を確保していないとはいえ、107回の65.3%という数字は単純に数字の意味を理解せずに見る人達から見れば非常に物足りない。今のままでは大学受験者数にも影響が出てくる可能性も有り、ある程度合格率をアップさせるのが至上命題だろう。

4)大学受験

大学受験では定員割れをここ数年回避しており、ある程度競争力を維持できていると考えられるだろう。

5)総評

他の学年での留年率はかなり高いようで、6年で国家試験に合格した最低修学の学生は昨年度36%しかいない。つまり60%以上はどこかでつまづく計算になる。学費も高めの大学で留年率が高いので、お金に余裕がないとかなり厳しいといえる。国家試験の真の合格率は悪くない。

 

 

参考資料

真の合格率=留年決定前の6年生の総数を分母として算出

4月に6年生として存在していた学生の何割が国試に合格したかという意味。

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