(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制

各大学別国家試験合格率推移(私立編)(関東編)

明海大学

偏差値 40(河合塾

H26年受験 定員120名 受験者385名 合格者268名 入学者137名

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1)国家試験合格率の推移

102、103回と低迷したが以後はある程度の成績を確保できている。

2)6年時での留年数

卒業保留はおそらく行っていない。

105回で受験者数が減って106回で受験者数が増えて107回で受験者数が減っている。これは留年させて溜まった分を翌年卒業させていると考えられる。つまり108回は44名も留年させた前年度の学生をある程度卒業されると推定される。

3)108回の展望

2)で述べた通りだが、おそらく100名以上(110名程度?)卒業すると考えられるため、合格率はその分低下すると予想できる。どれぐらい合格率低下を食い止められるかだろう。

4)大学受験

 今年は385名受験で268名合格を出しており、受験の倍率は関東の大学にしてはかなり緩い。定員割れは最近はしておらず学生数は一定数確保できている。学費は私立でも相当安い部類に入る。

5)総評

1年ごとに留年多数、ある程度出す、を繰り返しているようでそれに応じて国試合格率も変動を繰り返している。今後国家試験はさらに厳しくなると予想されるため、留年生をある程度出したときのダメージが大きくなる事も予想される。留年をあまりさせず学生数を溜めずに国試の合格率を維持するのが目標だろうが、大学受験の緩さを考えるとなかなか難しいだろう。

 

東京歯科大学

偏差値 55(河合塾)

H26受験 定員128名 受験者795名 合格者210名 入学者128名

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1)国家試験合格率の推移

国家試験合格率はハイレベルだ。私立なのに3年連続全国1位であり、国立を凌駕している。歯科医養成所としては完璧に近いだろう。

2)6年時での留年数

卒業保留は行っていない。

留年者数もかなり少ない。

3)108回の展望

4年連続1位をとれるかどうかが焦点という所ではないだろうか。

4)大学受験

 受験者数795名、合格者数210名と私立ではトップクラスの入試難易度を誇る。偏差値も私立では珍しく50を越えており、国公立に落ちて東京歯科に行くという学生も多いだろうと想像できる。これだけ私立で良い学生を揃えられるのは他校からは相当羨ましいだろう。

5)総評

とりあえず歯科医になりたければ国立よりもある意味信頼度が高い大学。実際6年間で国家試験をパスした学生割合は国公立平均70%に対して東京歯科73%である。ただし学費は1,2を争うほど高い。しかしそれほどの大学でも、6年間で一度でも患者に対して実際にタービンを握る学生は殆どいないと聞いており、研修歯科医の他校での評判は国家試験の成績ほど良くない。

 

日本歯科大学

偏差値 55(河合塾)

H26年受験 定員128名 受験者897名 合格者228名 入学者128名

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1)国家試験合格率の推移

非常に優秀な成績を収めてきたが、107で全国平均を割ってしまった。見た目の数字は悪くなってしまっている。

2)6年時での留年数

卒業保留は行っていない。

留年者数はかなり少なく6年生を絞るような事はしていない。今回受験者数がかなり多くなっている事から、溜まっている学生を一気に放出したと考えられる。卒業試験の解答や成績の開示が不明瞭であり、判定基準が学生から見てかなりグレーという噂も聞いている。

3)108回の展望

流石に2年連続で合格率が低いままではいくら名門でも批判が集中するだろう。107で留年生がほぼ0に近い形になったので、今年はある程度留年させて国家試験の合格率を取りに来る事は充分考えられる。

4)大学受験

受験者数897名、合格者数228名と私立では東京歯科よりも倍率が高い。偏差値も50を越えており、学生の質は私立ではかなり高いと考えられる。

5)総評

名門だけあって学生の選抜には困っておらずある程度のレベルを確保できている。ただし東京歯科よりも倍率が高いのに合格率はかなり差がついている事は明確である。そこら辺は中原一族による大学であることが影響しているのかもしれない。

 

昭和大学

偏差値 52.5(河合塾)

H26年受験 定員96名 受験者885名 合格者174名 入学者96名

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1)国家試験合格率の推移

101以外はある程度のレベルを確保できている。特に最近は私立上位で安定している。

2)6年時での留年数

卒業保留は行っていないと考えられる。

留年者数はかなり少なく6年生を絞るような事はしていない。それでもこの数字をキープできているということは教育システムが優れていると考えられる。流石Aの総本山。

3)108回の展望

おそらく今年もあまり留年させず卒業される事が予想される。去年国家試験合格率がかなり下がったのに、昭和の合格率はあまり下がっていないことから、学生の基礎学力はかなり高いと考えられる。今年もある程度の成績キープは間違いないだろう。

4)大学受験

受験者数885名、合格者数174名と私立ではトップの入試難易度を誇る。学費が安い事、医歯薬総合大学である事などが大きな理由だろう。

5)総評

最近では東京歯科に次いで私立では安定した国家試験合格率を維持しつつある。学費の安さからコストパフォーマンスも高く、お勧めですきる大学だろう。しかし入試の倍率はかなり高い。

 

日本大学松戸歯学部

偏差値 47.5

H26年受験 定員115名 受験者465名 合格者208名 入学者121名

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1)国家試験合格率の推移

104ぐらいまでは私立でも中位ぐらいをキープしていたが、ここ数年は上位に進出しており、宣伝でもそれをアピールしている。しかしそれは表向きの数字だ。

2)6年時での留年数

卒業保留をここ数年頻繁に行っている可能性が高い。

104回終了時で不合格者は43人しかいなかった。それなら105回で受験する浪人生は43名以下のはずが66名となっている。これは確実に卒業保留している。その後3年連続でこの現象が起こっており、毎年のように国家試験合格率を水増しするために卒業保留を行っていると考えられる。

卒業保留は国家試験を受験せずに浪人になる事を意味しており、簡単に例えると「自動車学校卒業させてあげるけど、あんた免許センターの本試験受かる実力じゃないから1年後までどっかで学力上げてからじゃないと受験しちゃ駄目だから」っていう事になる。卒業見込みで国家試験受験できるはずなのに受けちゃ駄目っていうスレスレな行為なのだ。

3)108回の展望

おそらく毎年100名ぐらいは卒業させてきているので、今年も同じぐらいの数字になるのではないだろうか。6年生が何名いるかだが、留年生は最大でも21名と以前よりも少ない数なので大量留年、大量卒業保留は出さなくてもなんとかなるのかもしれない。しかし完全に味をしめて毎年卒業保留しているみたいなので今年もやるのかもしれない。

4)大学受験

受験者465名 合格者208名 入学者121名であり、以前より競争倍率は高くなり学生は戻ってきている。しかし、この学生達が卒業出来ることになってもその年に国家試験を受験できるかどうかはわからない大学だ。

5)総評

卒業保留を繰り返して現役の合格率をかなり水増ししており、この表面上の数字だけを信じるのはどうかと思う。その数字を前面に押し出してサイトやFBが組まれており、完全に意図的なのは間違いないだろう。日大と同系列だが教育などは別の大学と考えた方がいい。あえて言うなら合格率や留年者などはお互いに数字を異常に気にしているライバル関係なのだ。

 

 日本大学

偏差値 52.5 (河合塾
H26年受験 定員128名 受験者471名 合格者195名 入学者127名 

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1)国家試験合格率の推移

ここ4年間は全国平均を下回っている。107では全国平均よりも10%も下になってしまい下から数えた方が早い。6年生で留年させていないので数字は低いが、それにしても東京歯科や日本歯科などといった所とはかなり離されてしまっている。

2)6年時での留年数

卒業保留は行っていない。

6年生で落ちる人はわずかであり、6年まで上がればほぼ国家試験を受験することができる。

3)108回の展望

毎回今年は多量に留年させるという噂は聞くが結局は卒業させており、今年もそういう傾向になるのではないだろうか。ただ、107があまりにも悪すぎたので、今年こそはある程度留年させる可能性は無いことはないが20人留年させるか?と聞かれるとそれはないような気がする。M先生の頑張りだけに頼るのは無理かと思う。

4)大学受験

受験者数ですでに東京歯科、日本歯科、昭和に大差をつけられており、凋落は明らかだ。学費が高いわりに国家試験の合格率が悪いのでコストパフォーマンスはあまり良くない所を受験者や父兄に読まれているのかもしれない。東京歯科がお隣に帰ってきたのでさらに受験者が取られる可能性があるだろう。

5)総評

残念だが、東京歯科、日本歯科、日大の中では最も落ち込みが激しいと言わざるを得ない。そろそろ数字を出していかないと受験者数にさらに響く事になりそうだ。しかし日大松戸に真の合格率で負けるぐらいじゃないと重い腰は上がらなさそう。

 

鶴見大学

偏差値 40.0(河合塾

H26年受験 定員115名 受験者553名 合格者194名 入学者117名 

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1)国家試験合格率の推移

ここ7年間で1度も全国平均を上回った事がない。107では58.2%という過去最悪な数字になってしまい、底辺校の仲間入りとなりつつある。

2)6年時での留年数

卒業保留はおそらく行っていない。

6年生では毎年20~30名ほど留年させていると考えられるが、107の成績を考えるとさらに留年者数を増やして数字を上げてくる可能性もある。

3)108回の展望

この数年の成績から考えて私立の平均を上回るとはほぼ考えづらい。よって私立の平均合格率が107よりもかなり下がるようなら、同じく鶴見の合格率も下がるだろう。おそらく成績がトップクラスの学生と中位下位の学生の成績に大きな落差があるため、このような成績になっていると考えられる。それは浪人の合格率の低さにも現れている。

4)大学受験

国家試験の成績はかなり悪いのだが、受験者数はある程度確保できている。おそらく関東の歯科大学の中ではかなり入りやすい部類で立地条件がある程度良いのが選択される理由なのではないだろうか。

5)総評

 6年で卒業し国家試験に受かる確率は35%とかなり低く国家試験の成績も悪いわりに学生の確保は困っていないが、この成績を何年も続けていて将来も困らないという保証はないだろう。浪人の合格率の低さは致命的で、すでに現役の受験者数に近づいている。浪人が増えれば増えるほど全体の合格率は下がるため、全体の合格率しか見ない人には不利になるだろう。

 

 神奈川歯科大学

偏差値 35.0(河合塾

H26年受験 定員100名 受験者260名 合格者198名 入学者113名

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1)国家試験合格率の推移

ここ5年間、私立の下位5校にすっかり定着してしまった。特に最近は大量に留年させて数字を作ろうとしているにも関わらず数字を全く作れていないという致命的な状況になっている。

2)6年時での留年数

卒業保留はおそらく行っていない。

上記した通りだが、50名近く留年させても私立の下位5校から抜け出せない。おそらく今年も40~50名留年させざるを得ないのではないだろうか。留年数を少なくしたら合格率が飛躍的に下がる可能性がある。

3)108回の展望

残念だが、今年も下から数えた方が圧倒的に早い成績に終わる可能性は高い。

4)大学受験

関東の大学の中では最も受験者数が少なく危機的状況にある。受験者の多くを合格とせざるを得ない。理事の横領、使い込みで多額の資産を失ったこと、国家試験の成績が芳しくないこと、立地条件、挙げればキリがないが、色々な原因が複合していると考えられる。

5)総評

松本歯科大学などが目立つために神奈川歯科大学はあまり目立った存在ではないかもしれないが、内情は火の車と言っていい。他大学はまだ留年者数を多くすれば合格率を見た目上は向上させることができているのに対して、神奈川歯科大学はそれすらできていない。つまり本当に限られたトップクラスの学生以外は国家試験に受かるかどうか分からないボーダーラインの学生か、もう受かる見込みがほぼない学生ばかりという事だ。この危機的な状況から脱するのはおそらく並大抵な変革では無理だろう。

 

参考資料

 

spee.hatenablog.com

 

 

真の合格率

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