読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制

現在公表されていないデータにおける希望

厚労省が、私立大学の6年時での留年数の多さに留年させる前のリアルな6年生の実数として出願者数を発表するようになったのはつい最近。

まあこれでもかなり各大学の状況を推察することができるようになった。

しかし、もっと大学の状況をリアルに知りたいならどういうデータがあるといいだろうか。

 

1.各学年での留年率、退学率(各大学別)

現在、各学年での留年者、休学者の割合は公表されている。

底辺と呼ばれる私立大学では6年生では60%を越える割合になっており、留年や休学を経験している学生の方が多いという異常な事態になっている。

但しこの公表されている数字からでは、各学年毎で一体どれぐらい留年しているかはわからない。それが公表されれば当然だが大学選別の大きなポイントになるだろう。

1番最悪なのが6年生で延々と留年させて卒業保留で卒業させるタイプの大学だろう。国家試験に受かる見込みはないが、今まで授業料一杯払ってくれたから一応卒業させてあげるよ。今年は無理だけど来年からは国家試験受けてみな、という感じ。卒業時にすでに30歳を越え、35を越えてもまだニート、さあどうする?という人間を育成する素晴らしい大学だ。

それなら予め1,2年生の時点で引導を渡してくれた方がよっぽど人生良いだろう。そういった意味でこのデータはその大学がどういうスタンスなのかを明らかにしてくれる可能性がある。

各大学のCBTやOSCEの実施時期は分かっている。4年か5年だが、その時期での留年が多いとか臨床実習時の留年は少ないとかそういう事もこのデータから明確になるだろう。まあOSCEで落ちることは殆どないと思うが(OSCEという試験は私にはとても価値のある物とは思えない)。

 

2.卒後2年以内での累積国家試験合格率、それ以降の合格率(全国平均、各大学別)

国家試験は3回までで合格しないと4回目ぐらいからは急激に合格しなくなる、と私は思っている。

その理由には色々考えられるが、それはまた別の機会にしておいてそう思っているけれど、リアルな数字が公表されていないので実際はどうかわからない。

それを知りたい。

もし2年(受験3回)以内の合格率が90%でそれ以降が毎年10%以下しか合格しないのであれば、もう2年で受からなければ別の人生考えた方がいい、という指標にもなる。

2年でなくて4年(受験5回)でも良いし、両方出して頂けるとさらに分かりやすい。

国家試験の受験回数制限を検討したときに作った資料があるんじゃないかと思う。

もう5回落ちちゃった人は絶望するような数字かもしれないが・・・・

 勿論この数字に関しても各大学別で出していただけると、さらに大学で差があるかを検証することが可能になる。M歯科大学の数字に大変興味がある。

 

3.入学から7~10年ぐらいでの国家試験合格率(各大学別)

1の続きみたいなものだが、多くの学生が留年や休学を経験し、6年ストレートで卒業し国家試験に受かる学生数は減少の一途をたどっている。つまり歯科医師になるのに入学して7年、8年・・・・・とかかる学生が増えているということだ。

なら、入学から例えば8年で合格している確率とかわかると、元々6年ストレートは公表されているので、その2つのデータと国家試験合格率を合わせて大学を選ぶ判断材料になり得るだろう。

例えば、6年ストレート国試合格の%が45%の底辺校が2校あったとして、片方は8年で80%、片方は8年で65%なら、あなたはどちらの大学を選ぶだろうか。勿論底辺校に入らないのが一番だが・・・

入学後10年での累計国試合格率が50%いかない大学が万が一あったとすればそのような大学は今後淘汰されるべきかもしれない。

 

終わりに

こういったデータが公表されれば、国立はあまり関係ないが、私立大学の選択基準としてかなり精度の高い物ができそうな気がしている。もっとリアルな数字も考えたが、とても公表は無理そうだったので、これぐらいにしてみた。

 

但し、大学の留年などに関する範囲は文科省、国家試験に関する所は厚労省と所管が別れているため、3などは公表するのはなかなか難しいかもしれない。