(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制

合格者を1500人にすると本気で考えるなら

日本歯科医師会は

国試の合格者を1500人にしろ1500人にしろと

言っている。

1500人にすればバラ色の生活が待っている保証なぞ

何もないのに一体何をそこまでと思うが、

もう一種の宗教的なものなのだろう。

数字だけがひとり歩きしているとしか思えない。

 

しかし、それを元にしてかどうかはわからないが

どんどん合格者数が減っているのは確かだ。

実際合格者を1500人にしようとするとどこら辺が現実ラインなのか考えてみた。

 

1)合格率

今現在、合格率がかなり低い医歯薬系の試験としては

歯学部と薬学部がある。

どちらも大体60%を辛うじて保っている。

合格率が40%台になったりするのは現実的とは思えない。

悪くても55%~60%ぐらいが妥当なラインではないだろうか。

 

 

2)受験者数

合格率55%~60%で合格者数1500人とすれば

受験者数は2500~2700人ぐらいとなる。

108の受験者数は3138人だったわけで、

これが来年急に2700人以下になるとは思えない。

来年の受験者数の予想は以下のブログを参考のこと。

 

spee.hatenablog.com

 

 

来年の受験者数は2900~3000人と予想している。

定員割れもここら辺で底を打ってきており数多くの浪人もいる。

これを考えても急に受験者が2700人以下になるとは考えづらい。

 2900人受験で合格率65%としたら110での浪人は1000人ぐらい。

国立の受験者数はあまり動かず600人弱とすると合わせて1600人。

2700人になるためには私立の現役が1100人卒業ということになり

108よりさらに250人以上卒業生を絞ることが要求される。

これは110ではほぼ無理だろうし、111でも難しいと思う。

 

 

結論

 

15年前に今の合格率になるなんて

誰も思ってなかったわけで、

現実的ではなかったことが現実に起こっている。

何が起こるか分からない。

しかし、ここ2,3年の短期的なスパンでは

合格者数1500名はないと思う。

 

ただし、108では107に比べて私立現役の受験者数が大幅に減少している。

これは定員割れの影響だけでなく

私立が留年などを多くして受験者を大幅に絞っているためだ。

さらに合格率を厳しくすれば、下位私立はさらに留年させざるをえなくなるだろう。

 

私立の定員を減らさなくても、

「国試もっと厳しくするから」

のひと言で受験者数は減るのではないだろうか?(まあそんなこと言わないだろうが)。

 

もしかしたら4,5年後には1500人が現実的になっているのかもしれない。

ただし、私立大学の留年率は大変なことになっているだろうが。

下位私立歯学部に入学する=修羅の門をくぐる

ということになる日は近い。

 

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北斗の拳より

 

いや、さすがに1%はないけど、6年生の留年率60%とかありえるんじゃないだろうか

ストレートに卒業できる確率20%以下とか・・・

卒業までに卒業に関わる死闘(試験)100回とかあり得そうだし