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(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制

各大学別国家試験合格率推移2016年版(私立)(北海道・東北・北陸編)

私立歯科大学 歯科医師国家試験 卒業試験

例年やっている事なのでまずこれをやっていく。

今年から図を新たに設定した。

表の字がかなり小さくなってきたので、最大で9回分としたい。

つまり110の結果を反映する時には101の結果は削除される。

まあ過去9年分あれば大体判断可能だろう。

表に書いてある文字の意味については以下のエントリーを参照で。

 

spee.hatenablog.com

 大学入学試験の偏差値は毎年河合塾のデータを参照している。

 

着目点

109で私立大学現役の合格率はわずかに下がったがほぼ維持だった。

しかし大学によっては合格率が急降下している所がある。

つまりこれは二極化が顕著になってきていることを示している。

急降下した大学はふるい落とされたわけで当分浮上はないと考えている。

 

北海道医療大学

偏差値:37.5 (前年度40.0)

学費:6年総合 2460万+教材費180万円程度(前年度と変化なし) 

特待生数:5名程度(国公立並の学費)

H28年度入学試験:受験者数431名 合格者数297名 倍率1.45 入学者数80名(定員80名)

6年ストレート合格率:14/48 29.2%

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1)国家試験合格率の推移

 105~107は国家試験の合格率は全国平均を上回っており、私立でも上から数えた方が早い順位を出していたが、108では大幅に合格率がダウン。109でさらに大幅に下降しており、大量留年で表の合格率を良く見せる事すらできなくなってきている。109で持ちこたえられなかった大学は今後しばらく負け組だろう。おそらく中位ぐらいの学生の学力レベルが地盤沈下してしまっている。

 

2)6年時での留年数

 必ず30%以上留年しており、多い年だと40%程度が留年している。留年率はかなり高い。卒業保留は行っていないと考えられる。

 

3)110での展望

 志願者数が例年の110名ぐらいから80名に減少しているが経過を観察していく必要がある。元々120名だった定員を減らした年だっけ? 109で粘りきれなかった大学の再浮上は私は難しいと考えており、110でも下から4,5番手ぐらいの成績なのではないだろうか。

 

4)総評

 正直、学費が比較的安いという事以外推す理由がない大学だ。110で巻き返すことが出来ない場合、以後挽回することはかなり厳しいと言わざるを得ない。受験倍率は1.45であり、以前のような定員割れはなくなったが、入学することはかなり緩いが、6年で歯科医師になれる可能性は30%以下なので卒業は厳しい。

 

岩手医科大学

偏差値:40.0 (前年度35.0)

学費:6年総合 2800万+教材費?(前年度と変化なし) 

特待生数:あるが、それほどの減額にならない

H28年度入学試験:受験者数165名 合格者数148名 倍率1.11 入学者数47名(定員57名)

6年ストレート合格率:12/42(28.6%)

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 1)国家試験合格率の推移

 101回から合格率が全国平均を上回った事が一度もない文字通りの下位校と残念だが言わざるを得ないだろう。留年率は右肩上がりで40%を超える。109でさらに合格率が低下しており、今後もかなり厳しいと言わざるを得ない。

 

2)6年時での留年数

 留年率は25→37→43%→42.2%と右肩上がりなのに合格率は右肩下がり。タダでさえ学生数が少ない大学なので6年生の5割以上が留年経験者となっているだろうことは容易に想像が付く。ただし、さらに厳しく留年させなければ110での成績は厳しいと言えるだろう。

 

3)110での展望

 相当厳しい。というか下から3,4番ぐらいから抜け出せる見込みは殆どないと思う。東日本大震災の影響もあるだろうが、それは言い訳にはならない。

 

4)総評

 大学受験者数も他の大学から比べるとかなり少なく、さらに定員割れしている。なぜこの状況で偏差値が上がったかがもうよくわからない。それにしては学費も高めで他の大学が採用している学費がほぼ免除になるような特待生システムもない、では推す理由がないと言わざるを得ない。

 

奥羽大学

偏差値:40.0(前年度40) 特待生は45

学費:6年総合 2150万+教材費200万(前年度と変化なし) 特待生は学費は0円

特待生数:30名

H28年度入学試験:受験者数161名 合格者数113名 倍率1.42 入学者数51名(定員96名) 

6年ストレート合格率:11/32(34.4%)

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 1)国家試験合格率の推移

 101回から合格率が全国平均を上回った事が一度もない。ここ最近は表の合格率が私立大学の平均よりも30~40%引き離されており、文字通りの下位校と残念だが言わざるを得ないだろう。大学内部ではここ2回微妙に合格率が上がっているのを評価している向きがあるようだが、外部から見れば失笑ものだろう。

 

2)6年時での留年数

 留年率はつねに30%台前半である。コントロールしているというか国家試験の合格率はもう目も当てられないので数字を上げるために留年率を50%にして!なんて発想はない、という程度だろう。

 

3)110での展望

 今までが悪すぎるので多少改善する見込みはあるが、それでも最下位を争うレベルなのは変化ないと見ている。東日本大震災の影響はかなりあるだろうが、それ以前から状況は相当悪かったわけで上層部は言い訳できない。

 

4)総評

 特待生が卒業する学年まで耐える、というのが内部の率直な思いだろう。今年の合格者数は21名、つまり特待生の人数30名にすら達していないからだ。では特待生が卒業する学年まで来れば単純に合格者が50名を超えるか?と言われれば私はノーと答える。おそらく特待生以外の学生で合格できる確率は相当低いと考えていし、この深刻な定員割れの中で特待生の学力すら厳しいと私は考えている。だって特待生の偏差値45だよ?昭和や東京歯科なら特待生どころか門前払いだよ?

 

日本歯科大学新潟

偏差値:40.0(前年度37.5)

学費:6年総合 3138万円(変化なし)

特待生数:入学試験上位25名が半額

H27年度入学試験:受験者数367名 合格者数254名 倍率1.44 入学者数77名(定員80名) 

6年ストレート合格率:23/58(39.7%)

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 1)国家試験合格率の推移 

 ここ数年間は全国平均を下回る成績であったが、109で全国平均を超えて回復したようにみえる。しかし109では11月までに大量留年させて出願者数自体を圧縮していることがわかっており、数字を操作しただけで内情は何も変わっていないと考える方がよいだろう。

 

2)6年時での留年数

 留年は元々あまりない大学であったが109では11月に30名程度留年させたという話が入ってきており、その後の留年を合わせると留年率は40%程度になってしまう。表に見えてきている数字と内情が全く違う可能性があるので注意が必要だ。ちなみに今年も11月でいったん卒業試験が終了するので、そこで落とす気満々だろう。

 

3)110での展望

 6年ストレート合格率は底辺とは言えない程度の合格率をキープしており、上位層の学力レベルはまだまだあると考えられる。今年も35~40名程度の合格者数はキープできるだろう。後はどれだけ分母を少なくするか?とそろばんはじいてるんじゃないかと思う。

 

4)総評

 底辺ではないが、上位でもない、という中位の大学。学費はかなり高いのでそれに見合った国家試験の合格率とは言えない。大学入学に関しては受験者数も合格者数もかなり多いが定員割れしており学費と合格率のバランスがネックなのかもしれない。その解離を国家試験の数字を裏で弄って埋めようとしているのかも?上越出身者で新潟大学行くだけの実力はないが地元で歯医者になりたい人向けって狭いわなあ・・・・。あと東京校に行きたかったけど駄目だった人向け・・・・。なんか女子率が凄く高いみたいね?

 

 

次回は関東編

関東は大学が多いので時間がかかりそう・・・・