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(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制

各大学別国家試験合格率推移2016年版(私立)(中部、西日本編)

歯科医師国家試験 私立歯科大学 卒業試験

 さてと、これで私立は最後

 

用語の説明等はこちらを参照

 

spee.hatenablog.com

 

魚拓

最初に貼っておかないといけないものを見つけてしまったので魚拓をば

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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

実力躍進!wkwk

 

松本歯科大学

偏差値:37.5 (前年度37.5)

学費:6年総合 2048万+教材費200万(前年度と変化なし) 

特待生数:16名(2種類存在する)

H28年度入学試験:受験者数257名 合格者数190名 倍率1.35 入学者数96名(定員96名)

6年ストレート合格率:17/35 48.6%

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1)国家試験合格率の推移

 さてと、ほぼ全国最下位をぶっちぎるのが当たり前だったこの大学が109では合格率80%以上をたたき出した。しかしこれは50%を超える留年によるものである。ただし合格者数は前回よりもほぼ倍増。6年ストレート合格率も急上昇しており、これが特待生効果なのだろうか?(特待生がいつからだったか失念している)。ということはおそらく来年もある程度の数は合格者数を出す可能性がある。

2)6年時の留年数

  留年率は急上昇で109では50%を超える。合格率をとるために意図的に109だけ上げたのか、今後も同レベルの留年率を維持するのかはわからないが、最低でも40%程度は落とすのではないかと思われる。

3)110での展望

 今回の合格者数が維持できるかどうか。81%は嘘だとしても今回の合格者数を維持して留年率をある程度コントロールすれば、今後は最下位独走ということはなさそう。というか、真剣に合格率を取りに来てこの数字なら逆に怖い(行き当たりバッタリということもありえるが)

4)総評

 今後松本があるから大丈夫、と思っていた底辺さん達の国家試験担当教授、6年学年主任なんかは首が寒くなりそう。ただし、これでやっと底辺レベルになっただけだし大きな期待は禁物だ。学費の安さもあり学生を定員確保できているが倍率も偏差値も低い。特待生以外の学生の質はそこまで高くないので留年商法が横行しているのではないだろうか。単に学費が安いから、見た目の国家試験合格率が良くなったから、で選ぶと地獄を見る可能性があるので注意よろしく。

 

朝日大学

偏差値:42.5 (前年度40.0)

学費:6年総合 1918万+教材費?(前年度と変化なし) 

特待生数:なし

H28年度入学試験:受験者数604名 合格者数238名 倍率2.54  入学者数127名(定員127名)

6年ストレート合格率:28/106 26.4%

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1)国家試験合格率の推移

 ここ数年ずっと卒業保留を行っている可能性が高い。浪人受験者が前年度の不合格者数合計よりも多くなっている事から分かる。106,107ではある程度の合格率をあげたわけだが、108,109では卒業保留、大量留年させているのに合格率は急降下している。やはりこの大学も中位層の学力が低下しており、信頼できるのは上位層だけという状態だ。

2)6年時の留年数

  おそらく留年率は30%ぐらいで残り10%が卒業保留なのではないだろうか。どちらにしても国家試験を受験できない層が40%程度いる。今後もハイレベルな留年率は避けられないだろう。

3)110での展望

 109で合格率が急低下した中位層の学力低下が目立つ大学であり、110もかなり厳しいと考えられる。卒業保留の影響で浪人生の数は徐々に増加しており、浪人の合格率がかなり低いため全体の合格率を大幅に下げる要因になっている。補正合格率は35%であり、まだ他の20%台の大学より少しましだが、ここ数年着実に合格者数が減少しており110では20%台になる可能性もある。

4)総評

  学費がずば抜けて安いため受験倍率は2.5倍程度。地方にある同じ様な成績の大学と比較するとかなり高い。受験生の選抜はある程度できているが偏差値は42.5とあまり高くない。6年ストレート合格率は25%程度で4人に3人は退学休学留年国試浪人になるので学費が結局高くつく可能性は否定できない。110でさらに成績が下がるようなら厳しい状況はまだまだ続くだろう。

 

愛知学院大学

偏差値:40.0 (前年度37.5)

学費:6年総合 2874万+教材費?(前年度と変化なし) 

特待生数:入試上位で110万減 2年時以降上位10%が30万円減 

H28年度入学試験:受験者数537名 合格者数306名 倍率1.75 入学者数123名(定員125名)

6年ストレート合格率:74/128 57.8%

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1)国家試験合格率の推移

 比較的優秀な成績であり、なぜこれでこの偏差値なのか毎年疑問に思う大学。あまり留年させなかった事から108までは全国平均を下回っていたが、109では留年率を少し上げて全国平均を上回ってきた。6年ストレート合格率はかなり優秀で57.8%もある。学費がある程度高いこと以外はあまり問題がない。

2)6年時の留年数

  108まではほぼ留年していなかったが、109では20%以上留年させた。今後もこの傾向が続くのか観察していく必要がある。

3)110での展望

 ある程度留年率を維持して合格率を上げてくるのかというところだろう。109において合格率が急落する中位以降の学力が担保されていない大学が続出したのに、この大学は上げてきているわけでかなり地力はある。ただし毎年補正合格率が減少しているのはちょっと気がかりだ。

4)総評

  入学時の偏差値は低いのに国家試験の合格率は優秀である。大学でのカリキュラムや教育体制が優れているのだろうか?ある程度学費は高いが3000万を超える程でもないため、お得度は高い。ただし補正合格率は毎年下がっているので今後の成績に関しては観察していく必要がある。

 

 

大阪歯科大学

偏差値:47.5 (前年度45.0)

学費:6年総合 3230万+教材費?(前年度と変化なし) 

特待生数:入学時 2名:6年ほぼ全額免除 2名:6年で1000万免除 15名:500万免除

     各学年2位以内 が100万減

H28年度入学試験:受験者数412名 合格者数147名 倍率2.80 入学者数125名(定員128名)

6年ストレート合格率:51/128 39.8%

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1)国家試験合格率の推移

 ここ数年は全国平均を上回っているが、留年率を30%まであげた結果である。106では補正合格率は70%だったのがここ数年は50%前半であり学力はあまり上がっていない。また108では大量の卒業保留を行っている。108の結果では109の浪人予想は最大55名だったのに実際の109の浪人受験者は87名。つまり32名程度は卒業保留したことになる。108の出願者数ー受験者数は39名なので殆ど卒業保留で出したことになる。そういうことで109での出願者数は106名と明らかに減少。6年で相当溜まっていた学生を一掃したことがわかる。

2)6年時の留年数

  卒業保留も行ってきているので実際の留年数はよく分からなくなっているが、国家試験受験できない層が3割いるのは間違いない。

3)110での展望

 今回もある程度留年または卒業保留を行って合格率を取りに来るだろう。ある程度の学力レベルは維持できているが、東京のトップクラスの大学と比べると明らかに見劣りする。

4)総評

  西日本の歯科医師会等でも会長を多く輩出してきた名門校だが、残念だが普通の中位校レベルと言わざるを得ない。6年ストレート合格率は40%程度だが学費は3200万を超えるため、留年などで実際にかかる学費は相当なものになる可能性がある。そのためか受験者数自体も大阪に1校しかない私立という事を考えればかなり少ない。口腔工学科の新設などでお金がかかるのだろうが、今の学費と成績のバランスはかなり悪いと言わざるを得ない。

 

 

福岡歯科大学

偏差値:42.5 (前年度42.5)

学費:6年総合 2725万+教材費140万弱(前年度と変化なし) 

特待生数:入試で上位3位まで 初年度246万円免除 以降成績次第で継続

     別の特待生枠 150万円免除

H28年度入学試験:受験者数297名 合格者数153名 倍率1.94 入学者数97名(定員96名)

6年ストレート合格率:28/81 34.6%

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1)国家試験合格率の推移

 留年率は低めだったので合格率も低め、しかし補正合格率自体はある程度のレベルをキープしていた中位校。しかし109では合格率は急降下でそこから脱落しようとしている。

2)6年時の留年数

  あまり留年させていない。109でも15%。ここ数年で一番多かった108でも20%弱である。しかし、今後はかなり留年させないと合格率が維持できない可能性が高い。

3)110での展望

 完全に下位校となってしまうのか、踏みとどまるのかが焦点だろう。地味だがずっと堅実な成績をとってきたこの大学だが、109で下がったこの成績。100名中38名しか合格しておらず、中位下位層の成績は相当悪い事がうかがえる。補正合格率も40%を割ってしまった。

4)総評

  受験者数はそれほど多くは無いものの確保はできており、定員も充足している。偏差値の割りに国家試験の成績は良い大学だったのだが109でそうとも言えなくなった。今後は留年率を上げるという対応をせざるを得ないと思う。ただし、真の底辺校よりは状況はまだ良さそう。

 

 

 

終わりに

各大学により色々な特徴が出ている。今回調べて思ったのが

学費が安い大学は受験者数が多く学生を選抜しやすい

と言うことだ。これは昭和や明海だけでなく朝日や松本がある程度の受験者数を集める事ができている事からいえる。

そこら辺が今後地方の私立大学が生き延びていく方向性なのかもしれない。

特待生制度の拡充は優秀な学生を集めることはできるが、中位層以下の底上げにはならないのではないと思う。今問題なのは全く合格する見込みがない中位層下位層。ただし、学費を下げるとなると数億単位の減収になるため体力がない大学では無理だろう。

定員割れしていても少しだけ、とか受験者数もギリギリだけどなんとかなってる、と思ってる所もあるかもしれないが、そういう所はなんらかの策を講じないと危ないと思う。何の策も講じず、自分の身を切らないままでは本当に潰れるかもしれない。

 

次回は国公立大学

 

 

 

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ついに摂食嚥下リハビリテーションが改訂された。

内容みたが大幅に変わっている。

訓練の内容もPAPも、色々。

第2版持ってるからいらなーいは通用しないレベル。

この本を読まずにリハしている人はいないと思うし、今後新しく始めたい、興味がある方にもお勧めできる本。

学生さんもなんか適当な本買うぐらいなら教科書としてこれ買っとけ!

そしてこれ400ページあって8000円。

ああ、なんてお得。

 

 

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