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(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制

どの歯学部がお得なのか?賢い選択とは? 平成29年度入学版

入学試験 私立歯科大学 歯科医師国家試験 学費

毎年やってるシリーズ。

今の私立大学は学費もバラバラで合格率もバラバラ。

昔のようにある程度かたまった状態ではない。

そこでどの大学に入学すればお得そうなのか?というのを明らかにしようとしている。

 

計算方法等色々言いたい人は多いみたいだが、私は数学専門ではないし、簡単な式で誰でも分かる方が尺度としてはいいと思うので、今回も同じ計算式で計算する。

 

2年前のお得度

 去年のお得度

当然だが、毎年変化するデータを用いているため順位は入れ替わる。

その中でも必ず上位にいる大学があり、そこが本当にお得ということになるだろう。

 

国立大学(定員539名 受験者1972名 合格者597名 倍率3.30)

入学金 28万円程度

授業料:年間54万円程度

6年で卒業した場合:350万円程度

6年で卒業して国家試験に合格する確率:66.9%(昨年度64.8%)

 

受験者数が去年より200名ほど減少しており、倍率も大幅ダウン。

国立歯学部は人気低下気味?

6年ストレート合格率は去年よりも上昇しているが3人に1人はどこかで脱落する。

合格率が東高西低であり、大学によって結構違うことは前回のエントリーを参照してほしい。

 

注:今回使っている合格率は1回も留年せず6年間で卒業してそのまま国家試験に合格する確率。単純な国家試験合格率ではないので注意していただきたい。最近は文科省から毎年発表される。

 

私立大学

北海道医療大学(定員80名 受験者431名 合格者297名 倍率1.45)

初年度 410万円

6年で卒業した場合:2460万円+教材費180万程度

6年で卒業して国家試験に合格する確率:29.2%

 

 

岩手医科大学(定員57名 受験者165名 合格者148名 倍率1.11)

初年度 610万円

6年で卒業した場合:2800万円+教材費?

6年で卒業して国家試験に合格する確率:28.6%

 

 

奥羽大学(定員96名 受験者161名 合格者113名 倍率1.42)

初年度 400万円

6年で卒業した場合:2150万円+教材費215万円

6年で卒業して国家試験に合格する確率:34.4%

特待生の場合は学費は全額免除

 

 

日本歯科大学新潟(定員70名 受験者367名 合格者254名 倍率1.44)

初年度 573万円

6年で卒業した場合:3141万円+教材費?

6年で卒業して国家試験に合格する確率:39.7%

 

 

明海大学(定員120名 受験者730名 合格者215名 倍率3.40)

初年度 351万円

6年で卒業した場合:1930万円+教材費150万程度

6年で卒業して国家試験に合格する確率:30.5%

 

 

東京歯科大学(定員128名 受験者712名 合格者199名 倍率3.58)

初年度 950万円程度

6年で卒業した場合:3214万円+教材費?

6年で卒業して国家試験に合格する確率:74.2%

 

 

昭和大学(定員96名 受験者916名 合格者170名 倍率5.39)

初年度 450万円程度

6年で卒業した場合:2485万円+教材費?

6年で卒業して国家試験に合格する確率:63.1%

 

 

日本大学(定員128名 受験者718名 合格者220名 倍率3.26)

初年度 690万円程度

6年で卒業した場合:3180万円+教材費114万円程度

6年で卒業して国家試験に合格する確率:53.9%

 

 

日本大学松戸(定員115名 受験者577名 合格者214名 倍率2.70)

初年度 690万円程度

6年で卒業した場合:2940万円+教材費?

6年で卒業して国家試験に合格する確率:24.7%

 

 

日本歯科大学(定員128名 受験者892名 合格者208名 倍率4.29)

初年度 573万円

6年で卒業した場合:3141万円+教材費?

6年で卒業して国家試験に合格する確率:47.7%

来年度から特待生20名新設(学費半額)

 

神奈川歯科大学(定員100名 受験者569名 合格者201名 倍率2.83)

初年度 573万円

6年で卒業した場合:3141万円+教材費?

6年で卒業して国家試験に合格する確率:32.9%

 

 

鶴見大学(定員115名 受験者588名 合格者199名 倍率2.92)

初年度 515万円

6年で卒業した場合:2790万円+教材費?

6年で卒業して国家試験に合格する確率:13.2%

 

 

松本歯科大学(定員96名 受験者257名 合格者190名 倍率1.35)

初年度 268万円

6年で卒業した場合:2048万円+教材費200万程度

6年で卒業して国家試験に合格する確率:48.6%

 

 

朝日大学(定員128名 受験者604名 合格者238名 倍率2.54)

初年度 348万円

6年で卒業した場合:1918万円+教材費?

6年で卒業して国家試験に合格する確率:26.4%

 

 

愛知学院大学(定員125名 受験者537名 合格者306名 倍率1.75)

初年度 534万円程度

6年で卒業した場合:2874万円+教材費?

6年で卒業して国家試験に合格する確率:57.8%

 

 

大阪歯科大学(定員128名 受験者412名 合格者147名 倍率2.80)

初年度 579万円

6年で卒業した場合:3230万円+教材費?

6年で卒業して国家試験に合格する確率:39.8%

 

 

福岡歯科大学(定員96名 受験者297名 合格者153名 倍率1.94)

初年度 480万円

6年で卒業した場合:2725万円+教材費140万

6年で卒業して国家試験に合格する確率:34.6%

 

今年大幅に学費を変更した大学はないようだ。

日本歯科(東京)が特待生を新設したぐらい。

特待生制度 | 入試情報 | 日本歯科大学 生命歯学部

 

 

学費ランキング

高い

1位 大阪歯科 3230万

2位 東京歯科 3214万

3位 日大   3180万

 

安い

1位 朝日 1918万

2位 明海 1930万

3位 松本 2048万

 

 

安心してください。6年でおそらく歯医者になれますよランキング

1位 東京歯科  74.2%

2位 昭和大学  63.1%

3位 愛知学院  57.8%

4位 日大    53.9%

5位 松本歯科  48.6%

 

なんと、1~4位までは去年と全く同じ順位。つまりこれらの大学は安定している。

5位はなんと・・・・・去年の最下位からまさかのジャンプアップ。

 

6年で歯医者なれませーんランキング

1位 鶴見大学 13.2%

2位 日大松戸 24.7%

3位 朝日大学 26.4%

4位 岩手医科 28.6%

5位 北海道医 29.2%

 

鶴見がぶっちぎりの1位。10%台という数字をM以外でみるとは思わなかった。

他の大学も全て30%を割っており、かなり深刻。

 

お得度ランキング

お得度指数とは私が勝手につけた指標で

お得度指数=6年総額の学費÷6年ストレートで歯科医師になれる確率

としている

数字が小さいほど、かかる学費の期待値が小さいため、お得な大学ということになる。

参考値 国立大学 350/0.669=523ポイント

であり、国立大学がぶっちぎりでトップになるのはわかっているので

順位は私立大学のみでつけてある。

特待生は考慮していないので注意。

 

()内は前年度順位

1位   3938ポイント  昭和大学(1)→ 

2位   4213ポイント  松本歯科大学(15)↑

3位   4331ポイント  東京歯科大学(2)↓

4位   4972ポイント  愛知学院大学(3)↓

5位   5899ポイント  日本大学(5)→

6位   6250ポイント  奥羽大学(6)→

7位   6327ポイント  明海大学(8)↑

8位   6584ポイント  日本歯科大学(7)↓

9位   7265ポイント  朝日大学(9)→

10位 7803ポイント  福岡歯科大学(4)↓

11位 7911ポイント  日本歯科新潟(14)↑

12位 8115ポイント  大阪歯科大学(10)↓

13位 8206ポイント  神奈川歯科大学(16)↑

14位 8424ポイント  北海道医療大学(11)↓

15位 9225ポイント  岩手医科大学(13)↓

16位 11902ポイント 日本大学松戸(12)↓

17位 21136ポイント 鶴見大学(17)→

 

 

昭和が2年連続トップ。

なんと松本が2年前最下位、去年15位からの2位!!!

これはまさしく下克上だが、来年はどうなるのか・・・・。

3位は安定の東京歯科。

その後も9位ぐらいまでは去年とほぼ同じ大学が続く

10位は4位から急降下の福岡歯科。今年凄く成績が悪かったので大幅ダウン。

11位以降もほぼ大学のメンバーが固定

そのなかでも変動はある。

神奈川歯科は去年の10000ポイントから大幅にポイントを下げている。

逆に北海道医療や岩手はポイントを上げてしまっており、どんどん金がかかる可能性が高い大学になっている。

今回の10000ポイント越えは日大松戸と鶴見

特に鶴見は20000ポイントを超えて2年連続最下位。

 

 

奥羽や明海、松本、朝日は6年ストレート合格率はあまりいいとは言えないが学費の安さで上位に入っている。6年で歯科医師になれなければ結局追加でお金がかかるわけでそういったリスクは高いギャンブルとなる。

それに引き替え、東京歯科は学費は高いがストレート合格率もかなり高いわけで入学して普通にこなしていけば歯科医師へは最も近道な私立大学、と言えるだろう。

そういった意味で昭和は学費も安く合格率も良い、というバランスの良さで2年連続トップ。この大学はこれからずっとトップに君臨しそうな感じ。特に特待生はさらに学費が300万減額されるためにもっとお得。

10位以下は9位までの大学と大きくポイントが離れておりお得ではない大学といえるだろう。

特に下3校はポイントが異常に離れているのでこの大学を選ぶなら説明された6年間の学費を大幅に超過する可能性がある事を覚悟するべきだろう。

 

参考

去年の順位 ()内は2年前の順位

1位   3969ポイント  昭和大学(2)↑  

2位   4671ポイント  東京歯科大学(3)↑

3位   5178ポイント  愛知学院大学(8)↑

4位   5521ポイント  福岡歯科大学(6)↑

5位   5750ポイント  日本大学(9)↑

6位   6323ポイント  奥羽大学(14)↑

7位   6584ポイント  日本歯科大学(4)↓

8位   6678ポイント  明海大学(1)↓

9位   7000ポイント  朝日大学(5)↓

10位 7130ポイント  大阪歯科大学(10)→

11位 7387ポイント  北海道医療大学(7)↓

12位 7696ポイント  日本大学松戸(11)↓

13位 8000ポイント  岩手医科大学(13)→

14位 8948ポイント  日本歯科新潟(15)↑

15位 9225ポイント  松本歯科大学(17)↑

16位 10037ポイント 神奈川歯科大学(16)→

17位 11822ポイント 鶴見大学(12)↓

 

 第109回(平成28年)の結果はこちらから

各私立の詳細は

 

 

 

を参照のこと。

特に最近の国家試験の状況をご存じない方

昔と同じ大学カーストだと思っていたら痛い目をみる。

 

 

 

資料

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