(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制

平成30年度歯科医歯国家試験出題基準について その2

大まかな所をみたのはこれ。

まだよんでない方はこちらのその1をまず読んで頂きたい。

 

 

なお、私も毎回もの凄く真剣に1項目毎チェックしているわけではないので以前もあって場所変わっただけだよ!という事もあると思う。その場合は指摘していただけると幸いです。

26年度の基準から変わったところで目についたところを挙げていく。

 

 

必修

必修で目についたところは必修10 検査・臨床診断の基本におけるEBMの項目

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大学院出ていない歯科医は論文の引用に凄く弱いと思う。論文が普通の臨床研究でも大規模なシステマチックレビューでも違いがあまり分かっていないと感じる。そういった意味でこういったことが基準に入ると言うことは半ば当然だろう。なんでも論文引用されてたら信用しちゃうのは駄目だよっと。

 

総論

総論Vの6全身疾患を有する者への対応

まあ見たことがある感じの項目だがしっかり規定された。

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総論VIの検査も結構備考が細かく規定されている。

備考で、~など、と書いていない場合はこの備考からまず出す感じなはずなのでいままで不明確だった勉強する所が少しは明確になるのかもしれない。

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各論

各論II 保存系

以前あった各論I(予防項目)がなくなって色々な所に分散している。

各論IIの一番最初の所にも予防が入ってきている。

 

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各論III 口腔外科分野

がん治療患者の管理が追加された。

周術期の口腔内管理で保険点数が与えられてるが、イマイチ頻繁に使われているとは言い難い。国の包括的なケアプラン等の方向性を鑑みて追加された項目のようだ。

 

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各論IV 補綴系分野

臨床操作と技工操作が明確に分けられる様になった。

クラウンブリッジの印象採得では口腔内スキャナーが追加された。

ついに来ますか口腔内スキャナー。早速今年出そう

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各論V 高齢者

これは大きく変わった。

フレイル、サルコペニアという文字がみられる。

また、全身状態の評価という所で評価法がかなり追加された。

評価法は出ると思う。評価基準がしっかりしているから出しやすいし。

いや、はずれたら(m´・ω・`)m ゴメンって感じだけどさ。

出すと思うけどなあ。

 

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以上なんか変わったなあと自分が思ったところを抜き出してみた。

基本的に小項目などの項目の再編、備考欄の活用などが目立った改変だった。

やはり目新しい所は少し出してくると思うのでよく分かっていないようなら勉強した方がいいと思う。

備考が多いとやはりその項目を優先的に勉強しなきゃ!ということになるのでやりやすいと感じるのは私だけか?

 

試験前に試験範囲を確認しない人はあまりいないだろうし、過去問に目を通さない人もあまりいないと思う。

しかし、なぜかこの出題基準は目を通していない人が多い様な気がする。まだ目を通していない人はさらっとでよいので目を通して、ああこれ自分よくわからないわああ、という所があったら調べてみたりしてもよいと思う。

もしかして量が多すぎて読むのだるいとか思ってるの?

アホちゃう?

もう一回いうけど試験前に試験範囲確認せずに試験受けないでしょ?

 

特に来年は試験の形式自体が大幅に変わると予想されているわけなので今できることはしっかりやっておいた方がよいと思う。

 

ただし項目としてこれ問題に出しにくいだろ、という所や、この項目が何を意図しているかちょっとわからんな、と言うところもある。そういった所は先生に聞いてみるなり飛ばして後回しにしてもみてもいいと思う。全部が均等に出るものではないので。