(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制

7月に卒業試験がある大学

最近はどんどん時期が前倒しになってきて7月に1回目の卒業試験がある、という大学が増えてきている。

 

なぜか。理由としては何点か考えられる。

1. 1学期を総括するものがなかったので卒業試験を設定

 今までの1学期は大きな試験もなく小刻みな小テストばかり。これでは追い込まれる感じも無い。ということで7月に卒業試験を配置することで1学期から真面目に勉強させる効果を狙う。

 

2.11月までに卒業を一旦判定したい

 これを目的とする大学が増加している。11月の国家試験出願前に成績不良の学生を留年または休学させて人数を少しでも絞って表面上の国家試験合格率を上げようというものである。

 1回勝負の卒業試験だと学生側から運が絡む、もし体調不良で休んだら留年なのか?とか色々文句が出る可能性があるため、どの大学も2,3回卒業試験を組んでいると思う。11月の国家試験出願前に学生数を選抜しよう、と思えば、7月、9月、11月あたりで3回試験を組むのが妥当なラインだろう。

 

1回目の試験から全力で

3回あるから大丈夫。本気を出すのは2学期からでいいよねーなんて言ってたら死ぬ。1回目の試験から全力でいかないと駄目なのだ。

 

例えば卒業のボーダーが絶対評価であり得点率68%だったとしてみる

 

1回目 得点率65% ああちょっと足りない。

2回目 得点率66% 今回もちょっと足りないだけだったから最後で挽回さ・・・

 

さて、ここで3回目、一体何%とる必要があるだろうか?

3回目 得点率73%必要

1,2回目で66%ぐらいしか取れてない学生がいきなり73%もとれるだろうか?

 

大学によっては各卒業試験の重みが違う場合がある。3回目の試験のウェートを大きくしたりして最後まで勝負はわからないようにしているのだ。

1回目(ウェート25%) 得点率 65% 3%足りないけどウェート低いからな

2回目(ウェート35%) 得点率 66% ちょっと足りないだけ。最後で爆発だ!

3回目(ウェート40%) 

 

必要な得点率は71.625%

前回の試験から全体でいきなり6%ほどあげるのはかなり厳しい。

 

1回目、2回目の試験で少しだけ足りないだけでもこういう計算方法の場合、実は致命的。

 

ということは1回目大失敗した場合は・・・・言わずもがな、その時点で相当詰んでしまう。

 

1回目(ウェート33.3%) 60% と大失敗した場合、

 

残りの2回の試験で

2回目(ウェート33.3%)  70%

3回目(ウェート33.3%)  74%

でギリギリだ・・・。

1回目でここまで失敗してしまうと背負う借金を返すことはかなり難しい。

 

はい、今月末ぐらいに試験がある大学、結構あると思うけど、もう1回念を押す。

 

1回目の試験から本気出さないと涙を流す事になるかもしれない!

 

逆に貯金を作れば

逆に1回目でしっかり貯金ができればその分余裕ができる。

1回目(ウェート33.3%) 75%

2回目(ウェート33.3%) 72%

なら3回目は57%でもOK

 

ということは3回目の時期には卒業のための勉強の先の国試のための勉強にも手を付けられる。

借金しちゃうと卒業のための勉強しかできなくなるからね。

精神的なゆとり、これは相当大きい。

 

ただし11月に一旦留年者を出す大学の場合、合格者をさらにふるいにかけるために1月に最終試験を行う事が多いので・・・。そこらへんの勉強の仕方がなかなか難しい。

というか複数の私立で卒試が国家試験と全然違う傾向なの、おかしいと思うけどなあ。

国試に受からせたいのか卒試で混乱させたいのか・・・

私は国試に完全準拠した卒業試験であるべきだと思う。

 

相対評価の大学

相対評価の大学の場合でも最初から飛ばしていかなければいけない。

11月にいきなり底辺層が呼び出されて休学を勧告されたりするわけだし、下位私立大学の多くは6年生の4~5割が留年する。

普通に考えて安心できるのは上3割ぐらいだろう。

最初から上3割に入っていなければいけない。

なぜなら、終盤になって成績が伸びてきてーなんていう人、ほぼいないから。

結局最初が肝心なんだよね!

あ、それいったら入学時からってことに・・・(爆

 

 

参考資料

 

spee.hatenablog.com

 

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