(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 仕事多忙で更新中断中

各大学別国家試験合格率推移2017年版(国公立)

 

さて、いまだに文科省のデータH29年度版開示されない。

このまま国公立もやらないといけないとは・・・・トホホ。

国公立は12校ある。

国立11校

公立1校

である。

殆どの歯学部受験生は、国公立ならどこでもいい!という人が多いのでは無いかと思う。私立大学よりも国家試験の成績、6年ストレート合格率等遙かに優秀であり、学費も安い。

しかし、国公立においても最近では国家試験の成績で差が出始めており、国公立ならどこでもいい!という考えを少し改める必要が出てきているのかもしれない。

 

追記(2017/110/3)

文科省から最新のデータが発表されましたので反映しました。

 

よくわからない単語については下のエントリーを参照して頂きたい。

 

 

表の変更について

表の合格率の青字は全国平均以上、赤字は全国平均以下

29大学中の順位を削除

補正合格率順位を削除

6年ストレート合格率を追加。70%以下を赤字

 

データについて

偏差値は河合塾の前期日程のデータを使用

入試のデータはH29年度が公表されていないためH28年度を使用

 

 

 

北海道大学

偏差値:57.5(センターボーダー79%)

H28年度入学試験:受験者数182人 合格者数51 倍率3.57 入学者数43(定員43)

H29年度入学試験:受験者数167人 合格者数52 倍率3.21 入学者数43(定員43)

H29年度ストレート合格率:34/53(64.2%)

 

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現役の国家試験合格率

 国公立大学のなかでもかなり優秀と言える。110では94.7%と国公立で2位のポジション。ここ数年の合格率も安定している。6年ストレート合格率は108で66.7%であったものの他は70%以上をキープしている。ここ最近1,2名程度留年?させているようだ。人数が少ないからそれでもすぐに5%ぐらいになってしまう。

 

浪人の合格率

 54.2%とあまりよくない。もしかしたら一部の多浪が何回も受験して押し下げている可能性もある。

 

総評

 6年ストレート合格率もここ数年の国試合格率も非常に優秀である。大地に憧れる方、パウダースノーが好きな方、暑いのは苦手な方は是非。但し入試の倍率は高め。

 

東北大学

偏差値57.5(センターボーダー77%)

H28年度入学試験:受験者数160人 合格者数63 倍率2.54 入学者数50(定員53)

H29年度入学試験:受験者数163人 合格者数59 倍率2.76 入学者数57(定員53)

H29年度ストレート合格率:37/51(72.5%)

 

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現役の国家試験合格率

 数年に1度ドーンと合格率が落ちて上がってを繰り返す安定感のなさが売り?な大学。110ではYahooトップに載ったように6人が留年しており、補正合格率は国公立の中ではあまり良いとは言えない。もし全員卒業していたら全国平均以下になった可能性もないとはいえないだろう。

 

浪人の合格率

 10年平均51.6%とあまりよくない。27%しか受からなかった年もあり、一度ハマルと多浪する可能性も充分系なので注意が必要だろう。

 

総評

 H28年度は仙台に新設された医学部の影響を受けた様で定員割れしている。入試倍率も低めだった。H29年度は57名(女性30名)入学している。編入生もいるのかもしれないがおそらく定員を充足しており、ある程度倍率も高かったのかもしれない。国家試験の成績は乱高下するタイプ。特にここ数年の国家試験の成績はあまり良いとは言えないので注意が必要だ。

 

東京医科歯科大学

偏差値60.0(センターボーダー81%)

H28年度入学試験:受験者数195人 合格者数63 倍率3.10 入学者数53(定員53)

H29年度入学試験:受験者数180人 合格者数58 倍率3.10 入学者数53(定員53)

H29年度ストレート合格率:40/53(75.5%)

  

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現役の国家試験合格率 

  3年前までは医科歯科は国試はボロボロ、というのが定説だったわけだが、ここ2年はトップクラスの成績をたたき出している。これが長く続けば確かに凄いなあ、と思うが、3年連続で良い成績を取ることができるだろうか?

 

浪人の合格率

 浪人の合格率はかなり高い。底辺私立大学の現役より高い・・・。万が一国試浪人してもほぼ大丈夫と言えそう(しない方がいいに決まっているが)。

 

総評 

 関東唯一の国立大学であり、一応入試のハードルは歯学部としては高い。国試の教育は放任で学生任せだったようだが、最近は国試用の講義もあったりして一応大学として対応しているようだ。歯学部附属病院としてダントツの外来患者数を誇り、学生の臨床実習等に協力してくれる患者数もかなり多いらしい。この国試の成績が維持されるようならかなりおすすめという事になるだろう。

 

新潟大学

偏差値55.0(センターボーダー77%)

H28年度入学試験:受験者数194人 合格者数46 倍率4.22 入学者数40(定員40)

H29年度入学試験:受験者数132人 合格者数45 倍率2.93 入学者数40(定員40)

H29年度ストレート合格率:29/40(72.5%)

 

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現役の国家試験合格率 

 5年程前までは新潟大学といえば、安定した国家試験合格率を収める大学だった。しかしここ3年は低迷していると言わざるを得ない。大学側はあまり国試対策をしていないようだが、完全に学生個人の力だけで良い成績がとれるほど今の国試は甘くない。

 

浪人の合格率

 浪人の合格率はかなり悪い。10年トータルで42%程度しかない。浪人は絶対に避けるべき大学といえる。

 

総評 

  国家試験の成績があまり良くないのに6年ストレート合格率は悪くない。あまり留年しない大学なのだろう。108回に至っては表の合格率よりも6年ストレート合格率のほうが高いぐらいだ。しかし、浪人の合格率も悪い事からできるだけ現役で合格するべきであり学生も大学も何か方針を転換しないと取り残された状態になりそうな気がする。

 

大阪大学

偏差値60.0(センターボーダー79%)

H28年度入学試験:受験者数129人 合格者数58 倍率2.22 入学者数53(定員53)

H29年度入学試験:受験者数119人 合格者数57 倍率2.09 入学者数53(定員53)

H29年度ストレート合格率:39/54(72.2%)

 

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現役の国家試験合格率  

 国家試験の合格率自体は非常に優秀なレベルである。6年まで到着すればほぼ卒業でき、そのまま国家試験受験となる。たしか卒業試験すらなくなったという情報もあったような気がする。

 

浪人の合格率

  浪人の合格率は10年平均で60%程度であり、ある程度のレベル。相当合格率が悪い年もある。

 

総評 

 国家試験の合格率自体は優秀。 しかしこの大学の最大の問題は6年ストレート合格率である・・・。毎年50~60%であり、下手をすると学生の半分弱がドロップアウトしている計算になる。留年するリスクは覚悟しておこう。

 

岡山大学

偏差値55.0(センターボーダー78%)

H28年度入学試験:受験者数125人 合格者数51 倍率2.45 入学者数48(定員48)

H29年度入学試験:受験者数126人 合格者数50 倍率2.52 入学者数48(定員48)

H29年度ストレート合格率:38/48(79.2%)

 

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現役の国家試験合格率  

 この大学も乱高下が激しい大学だ。国公立大学内で1,2位を取ることもあるし10位以下になってしまうこともある。安定感はあまりない。3年連続でよい成績をとることはない大学。6年まで来ればほぼ卒業できる。

 

浪人の合格率 

 浪人の合格率は以前はかなり優秀なレベルであったが、ここ数年はかなり低迷しており1度落ちると多浪地獄の可能性がある。 

 

総評 

 6年ストレート合格率も2年連続で70%をギリギリ下回ってしまった。6年生までいければある程度国家試験に合格できるが、3年に1回は必ず合格率が急激に低下するため油断は禁物といったところだろう。

 

広島大学

偏差値60.0(センターボーダー78%)

H28年度入学試験:受験者数287人 合格者数54 倍率5.31 入学者数53(定員53)

H29年度入学試験:受験者数276人 合格者数56 倍率4.93 入学者数53(定員53)

H29年度ストレート合格率:33/53(62.3%)

 

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現役の国家試験合格率  

  104回で100%をたたき出したがここ3年は国家試験の成績は低迷。110回に至っては全国平均から4%落ちという結果になってしまった。国公立大学としては下位レベルと言わざるを得ない。

 

浪人の合格率 

  浪人の合格率はの平均は50%を割っておりかなり悪い。浪人しないように現役生は頑張って欲しい。

 

総評

 大学側が対応してないからこの成績なのかどうかはわからないが、毎年これでは流石に対応しろ!という話にならないのかな?と思うレベルである。6年ストレート合格率も徐々に低下して65%程度まできている。この大学、最先端歯学研究コースと臨床歯科医学コースの2コース制がある珍しい大学なのだが、最先端コースでそのまま基礎系いくから国家試験いらね!っていうわけじゃないよね?当然。入学試験の倍率はかなり高い。

 

徳島大学

偏差値60.0(センターボーダー79%)

H28年度入学試験:受験者数158人 合格者数44 倍率3.59 入学者数40(定員40)

H29年度入学試験:受験者数188人 合格者数43 倍率4.37 入学者数40(定員40)

H29年度ストレート合格率:23/40(57.5%)

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 現役の国家試験合格率  

  残念ながら国公立大学としては底辺と言わざるを得ない。たまに好成績を収めるものの下から1,2位をとることの方が多い。110回では全国平均を10%近く下回ってしまった。

 

浪人の合格率 

  浪人の合格率は良くない。1回落ちると多浪する可能性が結構ありそうなので、まず6年で合格する。1浪の人はこれでケリをつける!。

 

総評

 6年ストレート合格率もかなり悪く、下の学年から留年させて絞っている事がわかる。それでも国家試験には落ちてしまうわけで、教育のシステム自体に問題があるのでは?と思わざるを得ない。6年生に対する国試用の講義を行っているという噂は聞いている。この大学を選ぶなら、6年で卒業出来ない可能性はしっかり理解しておくべきだ。

 

九州大学

偏差値60.0(センターボーダー79%)

H28年度入学試験:受験者数176人 合格者数59 倍率2.98 入学者数52(定員53)

H29年度入学試験:受験者数213人 合格者数55 倍率3.87 入学者数53(定員53)

H29年度ストレート合格率:41/54(75.9%)

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現役の国家試験合格率  

 現役の合格率の10年間の平均値は長崎大学についで下から2番目。凄く悪くもないが凄く上位でもない成績を常に取り続ける。毎年8-10年ぐらいコンスタントに討ち死するので下位層はやばいと思わないといけない。

 

浪人の合格率 

 浪人の合格率(平均)は全国1位でかなり高い。浪人する前に現役で受かろうよ・・・と思う。

 

総評

 6年ストレート合格率も下がってきており。109では62.5%。40%弱の学生がどこかでドロップアウトする計算になる。 おそらく国試の成績があまりいいわけではないので留年休学などが異常に高いわけではないとは思う。入学試験の倍率は低めであり、案外穴場なのかね?

 

長崎大学

偏差値65.0(センターボーダー80%)

H28年度入学試験:受験者数181人 合格者数52 倍率3.48 入学者数50(定員50)

H28年度入学試験:受験者数257人 合格者数55 倍率4.67 入学者数50(定員50)

H29年度ストレート合格率:28/50(56.0%)

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現役の国家試験合格率  

  ここ5年ぐらいの国試の成績は惨憺たるものである。110回ではついに国公立最下位。徳島と並ぶ底辺と言わざるを得ないだろう。10年平均での合格率も全国最下位である。

 

浪人の合格率 

  浪人の合格率は55%程度であり、良くもなく悪くもない程度。

 

総評

 6年ストレート合格率は50%台であり、おそらく相当数留年する。6年生までくれば卒業はできるが国家試験の成績は悪いので下位層は注意しないとやばい。明らかに国家試験に対する対応が遅れていると思われる。全て学生任せで今の国家試験は乗り切れない。

 

鹿児島大学

偏差値57.5(センターボーダー74%)

H28年度入学試験:受験者数185人 合格者数56 倍率3.30 入学者数53(定員53)

H29年度入学試験:受験者数145人 合格者数58 倍率2.50 入学者数53(定員53)

H29年度ストレート合格率:39/53(73.6%)

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現役の国家試験合格率  

 国公立大学の中では中位ぐらいをうろちょろしていたが、ここ2年は良くない。特に109では国公立最下位。この大学結構6年生を留年させているのにこれだからね・・・。卒試1回目で絶望した学生が国試出願前に休学ということもありえるらしいので、実際の補正合格率はさらに悪い可能性がある。

 

浪人の合格率 

 浪人の合格率平均は52.1%。凄く悪いわけではないが、良くもない。

 

総評

  ある程度学生を絞っているのにこの成績では、かなり厳しいと言わざるを得ない。6年ストレート合格率も109で55%にまで低下してしまっており、4割はドロップアウトの可能性を考える必要が出てきている。

 

九州歯科大学

偏差値57.5(センターボーダー75%)

H28年度入学試験:受験者数451人 合格者数99 倍率4.56 入学者数95(定員95)

H29年度入学試験:受験者数459人 合格者数96 倍率4.78 入学者数95(定員95)

H29年ストレート合格率:39/53(73.6%)

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現役の国家試験合格率  

 国家試験の合格率は中盤ぐらいをキープしていること多い。109ではかなり成績が悪かったが、110ではある程度回復しているようだ。この大学に関しては出願前に学生数を弄っている疑いがあるので注意が必要だ。 

 

浪人の合格率 

 浪人の合格率は50%を割っており良いとは言えないが、110では60%を越えている。

 

総評

 全国に1校のみの公立校。正直言って福岡に3校も必要だろうか?とみんな思うよね?定員が他の国立に比べて多いからなのか偏差値などがちょうどバランスがいいのか、入試の倍率は結構高い。国試の合格率はけっして良いわけではないので注意。おそらく留年はあまりない。

 

 

まとめ

今年も東高西低の傾向は変わらなかった。

西、特に中国四国九州の一部の大学の成績は明らかに見劣りする。

国公立大学は私立大学と違って学生個人に勉強が委ねられている場合が多い。国試用の講義なんてわざわざする大学の方が少ないだろうし、模擬試験だって大学は管理してないし、卒試すらない大学もある。

しかし、今の国試はそれで高い合格率が維持できるほど甘くはない。多くの大学が毎年乱高下するのはそういった理由からだ。

国公立大学は学費の魅力などから、毎年定員充足はほぼ間違いない。偏差値だって私立からすればかなり高い。それでも国試には落ちる。対応してきている大学とそうでない大学で大きな差が生じてきている可能性がある。

あまりにも合格率が悪い大学、留年率が高い大学は税金泥棒、と言われても仕方無いレベルにまで至っているのではないか、なんて考えざるを得ないご時世である。

しかし、国公立大学が本気で国試対策したら私立大学の合格者がさらに減ってしまうだろう。そういう意味で私立と国公立が微妙なバランスを保っているのが現状というところかな、と思う。

 

出願前の休学や留年を行なっている大学があればコメント欄に記載してほしいと思う。

 

 

 

AMAZONさん

自分の医院などのサイトにどんな人がどんな風にきてどこを閲覧しているか、を解析するのって非常に重要ですよ。自分も自分の医院やこのブログを解析してチョコチョコ手直ししています。

医院のサイトを作ったけど放置している。

医院のサイトがどれだけ閲覧されているか知らない。

サイトを作った会社から定期的に解析結果が届くけど捨てている。

非常に勿体ないです。

このブログもそうですが、解析ツールとしてgoogle analyticsを用いてるのが一般的です。これって無料で使えるのに相当高機能で最初はどこをみていいのかよくわかりません。その時におすすめなのがこの本。

医院のサイトを見直してみるきっかけになりますよ。

え?元々閲覧数が少ない?

その際はコンテンツの拡充を

院長やスタッフブログなんて結構多いですねー。

他院女性スタッフブログのキラキラ文章なんかたまに読むと自分のブログとの落差に正直落ち込みますね。

 

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