(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 コメントは承認制 広告は無関係

このブログで使われる用語の解説ver2(新定義込み)

 

200投稿目!!

なんか某所でやけに期待されていたが、その期待にお応え出来ないかなと思います。

 

本題

ここ最近また状況が変わってきた、というか新しいシステム等が増えてきたのでそれを追加する(そして名前をつける)必要が出てきた。去年の8月に書いたのがこれ。 

 

 これと内容は重複する形、というか一部コピペするが、このver2で今後1,2年は全てが済む様にしたいので統合していきたいと思う。

今回新しく名前をつけたやつもある。なかなか名付けるのも難しいよ。

これからこのブログで使う事を前提として新設した項目もある。

 

底辺歯科大学(底辺歯学部)

 深刻な国家試験合格率、定員割れ、40前後の偏差値、高い留年率を複数満たす大学。国家試験合格率が悪ければ受験生も集まらず、それでもある程度学生は埋めないと経営が成り立たないため偏差値が低くても入学させざるを得ない。当然学生の質は悪く、留年休学退学等で最初にいたはずのクラスメートも何割かがいなくなる。経営的に厳しいので教官数も削減され臨床教育研究に関する力も落ちる。競争力を上げるために学費を下げればその分さらに人員削減、給料削減で人は減る。少ない学生数から国試に受かりさらに条件の悪い大学に残ろう、などという人はさらに少ないわけで悪いスパイラルは進行し続ける、という悪循環。ただし、一発逆転しつつある大学もあり世の中何が起こるかは分からない。全て満たした場合、それはもう最底辺歯科大学と呼ぶしかない。

 

表の合格率(見かけの合格率)

厚生労働省や多くの予備校、ネット等で見ることができる歯科医師国家試験の合格率。

表の合格率=合格者数/受験者数

大学側の宣伝でも用いられる数字であるが、これを信用すると痛い目を見る可能性があるので注意が必要である。

この数字は全く信用できない。

厚労省は受験者数と志願者数を併記しているが、一部の予備校では志願者数を敢えて外した合格率の表を採用しており、大事なお客様である大学側への配慮がうかがえる。

 

 

補正合格率

 私立大学の半数以上は6年生で大量に留年(または後述の卒業保留)させているため、国家試験を受験できるのは元々の60~70%程度の人数になっている。そのためあまり留年させていない大学と多量に留年させた大学の表の合格率を比較するのは無理がある。そこで補正合格率を用いて各大学を評価するようになった。

補正合格率=合格者数/志願者数

志願者数は厚労省が数年前より発表しており、各大学の6年生のほぼ実数と考えられることから表の合格率に対してこちらの方が真の合格率であり、志願者数と受験者数の差が留年や卒業保留の人数と考えられてきた。

しかし複数の大学では国家試験の出願締め切り寸前で大量に留年させることによってこの合格率さえも操作する様になったことが確認されており、もはや真の合格率と呼ぶことは出来なくなったため、当ブログでは補正合格率と呼ぶことにした。

補正合格率を偽装している大学は各学年の定員数と実際の志願者数に大きな解離が認められる事が多い。

 

 

闇の合格率

 補正合格率も偽装できるようになってしまったため、進級当時の6年生の数を使用して計算する合格率が最もその大学の合格率を直接的に表す物と考えられる。6年生の5月時点の数を多くの大学では公表しているが、公表していない大学もあり闇となっている。公表していない大学は総合大学が多く、他の学部と一緒にして学部全体の数字は出しているが、各学年の在籍数は公表していない。

 闇の合格率=合格者数/進級当時の6年生の数

 当ブログでは110回から闇の合格率を発表するようになったが、卒業システムが非常に複雑な大学があり入手した情報と実際の受験者数の数が上手く合わなかったケースが認められた。そのためあくまで参考値扱いとなっている。

 

出願前留年(休学)

 11月が国試の出願時期だが、その直前までに一度進級判定をしてしまい落ちた人は国試出願すらできなくなる。これにより大学は出願者数を圧縮して補正合格率を偽装できる。11月に留年が決まった場合、他の学生はまだ卒業レースをしているのに自分はすでに蚊帳の外なので当然大学に非常に行きづらい。教室には来ちゃ駄目、という大学もあるらしい。しかしそこで4月までロングバケーションしてしまうと完全に奈落に落ちる可能性が高い。

 11月にハードルをクリアした学生も残念だがまた1月に最終の試験があったりしてそこで討ち死する人も多い。まあ信長の野望的にいうと11月にやられたのが姉小路家で1月が里見家ぐらいのイメージ。

 

卒業保留(または延期)

 6年生が溢れた特定の私立大学で不定期に行われている。6年生で卒業はさせるが国家試験受験は認めないという状況。中間~やや下位ぐらいの成績の学生に適応される。国家試験を受験させないために国家試験当日に最終の卒業試験を行う事が多い。これを受験しなければ卒業できないため国家試験を受験することはできない。学生はそのまま浪人生ということになる。

大学側としては表の合格率を下げずに6年生を減らす事ができる。しかし浪人生の合格率は現役よりかなり悪い事から、次年度以降の現役浪人を合わせたトータルの合格率は急低下することが多い。

 

  

6年ストレート合格(率)

大学に入学し1回も留年休学せずに卒業してそのまま国家試験に受かる事。大学受験する人が読むと何だ、当たり前じゃないかと思うかもしれないが、底辺私立大学ではストレート合格できる確率は30%以下が当たり前。50%でかなり優秀。つまり半分はどっかでドロップする。某大学は13%という鬼の様な数字を弾き出してしまった。普通に6年で歯科医師になることがもう超エリートコースみたいになっているわけだが、まあ異常というしかない。国公立歯学部の場合、各大学で必ず医学部の仮面浪人が存在するため、数%は絶対に下がるようだ。

 

留年商法

 意図しているのか意図していないのかわからないが大量留年や休学で学費を稼いでしまう私立大学のやり方。私立大学では多い所で全学生の30%以上が留年するところがある。

 

留学生商法

 学生のある程度の割合を他国からの留学生でまかなうこと。多い大学で25%ほどが留学生だ。日本で国家試験に受かった後に母国に帰る学生が殆どのため、日本での歯科医師削減に寄与している、というポジティブな考えもできる。ただし、実際どれぐらい留学生が日本の国試に受かっているかはわからない。また、日本の税金が彼らの為に使われている?と考えるとなんか微妙な気もする。

 

定員詐欺

 私立歯科大学は定員と募集人員と2つの数字を有している。歯科医師過剰により定員削減が求められた私立大学は定員から人数をある程度削減した募集人員を現在の定員として採用しているはずなのである。最近はどこの大学においても厳格な定員の運用を求められている、はずだが、サイトには定員の数字を上手く使い、あたかもこれだけ入学枠があるように見せかけているようにしか思えない大学もある。

 大都市圏の大学で募集人員を少し超える学生を毎年入学させている大学が認められる。そこである程度の割合留年させる事により各学年の人数がすべて募集人員を大幅に超えた数になっている。それでも定員の方の数字を分母に使うので収容率は100%を越えずあたかも定員削減守ってます的な感じ。なんかおかしい、が経営的には一杯お金が入ってくるんだろうなあ。

 

学年落ち編入

 歯科大学で留年や休学を繰り返して在籍年数が足りなくなったり成績不良で退学後に予備校の復学コースなどを経て他歯科大学の3年ぐらいに編入すること。大学間で単位認定が異なる事から5,6年生から2,3年生になって再度やり直しというパターンになる事が多いようなので学年落ち編入。

 それでまた6年で退学にならないのかしら?そしたらそこまで幾らかかったのかしら?なんて他人は考えちゃうんだが、本人家族は歯科医なる気満々でそういう事は考えないのか、考えない様にしてるのか・・・。 自分的には破滅というか修羅の道にしか見えない。

 

ゾンビ復学

 一旦退学になったが、予備校の復学コースなどを経て再度同じ大学に復帰すること。高学年で退学になる学生数の増加により、大学側が特例で特殊な試験に通れば期限付きで6年生からの復帰を認める場合もあるらしい。大学によっては5年生からという所もあるようだ。まさにゾンビのような復活。流石に後がない事と試験のハードルが高いため復帰できれば国試に合格する人が多い・・・・らしいが、一体歯医者になるためにどれだけの投資が必要だったかは、無駄じゃなくて良かったという言葉で片付けられないレベル。

 勿論だが、復学に必要な試験はかなりハードルが高いらしいので、予備校の復学コースに何年も通っている学生もいるらしい・・・・よ・・・・。抜け出せなければ完全な沼(カイジより)。

 

リセット休学

 歯科大学は12年しかいられない。また、最近ではトータル12年までいかなくても1学年は3回まで、とか5,6年生トータルで4回とかそういうルールがある大学も多くなっている。6年生3回までルールなら2留するともう後がなく卒業or退学しかない。また、途中で休学した場合でも1年を完全にリセットは出来ないことも多い。ただし、1学期で休学すればその年の分は完全にノーカウントになる大学もあるらしい。勿論だが、学費は休学しても全額ではないがある程度かかる。6年生の1学期に引導を渡して休学勧告、カウントしないから!という甘い言葉(というか半分脅し)で2学期にすすめないようにする(勿論頂くものは頂く)。それにより国試の志願者を減らす。その間予備校の復学コース行けば、さらにお金がかかるという親泣かせなシステム。

 

 三十路多浪

 歯科大学はなんとか出たものの一向に国家試験に受からず三十路を越えた人達。大幅にボーダーに足りないわけではないが、常にどっかの領域や必修の点数が微妙に足りず浪人契約を自分の意思に反して延長してしまう。本人としては惜しい!惜しい!という思いから受験し続ける。気付いた頃には合格率5%しかない多浪ゾーンに突入しほぼクモの糸状態。

 万が一合格しても長らく臨床から離れていたため全く手が動かず、大学の先生や外研修の開業医の先生に冷ややかな目線を送られるだけでなく、同僚の研修歯科医達、さらに開業医の衛生士や助手からもカーストが下と認識されてしまう。

 しかし、この人達はまだ卒業できているから、まだいいのかもしれない。10代で入学したにもかかわらず三十路になってもまだ卒業できない人も案外いる。彼らが万が一そこから卒業できて多浪すれば不惑多浪が・・・・。実際いるから恐ろしい。いや、卒業して国試受験の権利が発生するからこうなる、とも言えるのではないだろうか・・・。卒業できなかったらこうはならなかったのかも・・・いや、学年落ち編入やゾンビ復学があるわけで・・・歯医者を諦めない限り延々と地獄が続く・・・。

 

AMAZONさん

 ガルニデ・・・曲買ってしまった・・・ぜい。

 

 

 

参考資料

f:id:spee:20171117080309j:plain

 

f:id:spee:20171117080318j:plain