(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 

日歯連盟広報に花田氏がぶち抜き3ページ登場

目次

 

 

 

日歯連盟とは

よく分からない人もいると思うので説明するが、日本歯科医師連盟は日本歯科医師会とは異なる。

主に歯科業界の政治的な圧力団体を担っている。

この名前を聞いた事があるという人もいるだろう。そうこの団体は2回も大きな不祥事を起こしているからだ。

最も有名なのは故橋本龍太郎絡みの不正献金である。

日歯連闇献金事件 - Wikipedia

ここから歯医者の保険点数は異常に抑制されるようになった、といわれる(検証はしていない)。確かにこの時期には医療費の10%程度だった歯科医療費はどんどん割合を減じており、医療費全般の伸びと一致していない事は確かそうには見える。

 

2015年にさらにヤミ献金疑惑が勃発した。

日本歯科医師連盟 - Wikipedia

 

自分はこの時期に日本歯科医師連盟を抜けようと思ったが、人のしがらみで抜けられない状況である。

 

花田氏

つい先日その日歯連盟から広報誌が届いたので見てみたら非常に内容が納得出来ないものだった。

そう、このブログで度々言質に疑問符を呈している鶴見大学歯学部教授花田氏のインタビューがぶち抜きで3ページも掲載されていたからだ。

花田氏はここ最近よくテレビに出ており、そのたびに歯科のコンセンサスではない持論をお話になるので私は非常に迷惑している。

 

過去のテレビ番組へ出演に関しては以下のブログ等を参照

これほどに歯科医師内からも疑問が出ているということだ。

 

 

広報誌(長文)

早速広報誌の内容を見てみたい所だが、いつもなら画像でバーンと載せるのだが、A3を強制的にスキャンしているので文字がかなり小さい。

そこで文字起こしをすることにした。一応一番最後に資料としてjpg画像も載せておく

かなりの長文となる。

 

高橋会長(以下、高橋)

花田先生、本日はご多忙の処、誠にありがとうございます。新型コロナウイルス感染症で、世界も日本も歯科界も今までにない心機に瀕しています。今我々がすべきことは、患者の命、従業員の命、家族や自分の命をしっかりと守ることだと思いますが、今回、花田先生にこれから歯科医療がどのような方向に進んでいくべきか、どんなことが重要なのかを学術的なデータにそってご示唆をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

花田教授(以下、花田)

今回の新型コロナウイルス感染症の特徴で、日本疫学会が挙げているのが(図1)、患者さんが亡くなる理由として、高齢者のファクターがありますが、その中で、「敗血症の兆し」ということを言っています。その敗血症は主にウイルス性と細菌性の2種類が考えられますが、一般的に言えば細菌性敗血症です。その中で注目は特にサイトカインストームと言われている現象です。これはグラム陰性菌のLPSが引き金になっているという論文もあるわけです。じゃあ、そのLPSはどこから入ったかというと、多くのお医者さんは腸管の細菌叢から来ていると思われているようです。

 

図1(日本疫学会サイト) 

要約 | 新型コロナウイルス関連情報特設サイト

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高橋

腸ですか。

 

花田

腸内細菌です。しかし、エビデンスからすると口腔細菌なのです。腸内細菌は門脈系に入って、肝臓で処理されてしまいます。肝臓はクッパーセルという巨大なマクロファージがいる組織で、全てそこで処理されますので肝臓から外には、LPS自体は出ないわけです。ところが、口腔の場合は、う蝕でも感染根管を持っているとか、歯周病では、歯肉炎があると、それはすぐ毛細血管に入って、静脈系に入ります。そうすると100%心臓に行って、それから肺に行くわけです。心臓に行ったものは最初に肺に行って、それからまた心臓に戻って動脈血として全身に拡散していきます。解剖学的な経路が腸内細菌と口腔細菌は全く違うということです。LPSは歯磨きをしない人の血中にたくさんあるというデータはありますし、特に糖尿病の人は、歯周病からの関連で菌血症が収まりにくい。菌血症は、生活習慣病の原因になることは周知の事実です。これは平時ではそれほど大したことはないという認識を持っているのですが、新型コロナウイルスの感染で免疫系が低下した場合、この菌血症が敗血症に変わっていく、あるいはサイトカインストームに発展していくという経路になっていくので、絶対にグラム陰性菌を血中に入れてはいけないわけです。ということは、歯肉炎と言って、今まで歯科医師側も軽く見ていた病気が、今はきっちり止めないと命に関わるという認識を国民全体が持たないと
いけないし、我々歯科医師、歯科衛生でも、平時における予防歯科と、緊急時における予防歯科は違うという認識をもって、患者さんの歯肉炎を止めることを考えていかないといけないということです。


高橋

ステージが違うということですね。

 

花田

そうです。ここにフランスのデータ(図2)がありますが、薬の使い方でも、一般的にお医者さんは、ウイルス疾患なので抗ウイルス剤に期待しているのですが、この武漢の中南病院のデータを見ても、細菌との闘いを治療の主目的にしています。抗ウイルス剤というのは、インフルエンザのときでもそうで、タミフル、リレンザは効きますけれども、発症を予防するわけじゃなくて、重症化を止めているだけです。それと、副作用がどうしても出てしまうという問題もあります。実際の医科の臨床を見ると、どれも細菌性肺炎に対する治療が効いているというのを示しています。

 

図2

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高橋

この問、ある医師の国会議員から、あれは混合感染でウイルスだけではないのではないかという話を聞きました。

 

花田

この図(図3)をご覧ください。ここには順番がこういうふうに分かりやすく、ウイルス性肺炎から細菌性肺炎と書いてありますが、これ、殆どダブっているんだと思いますね。ところが、これはサンフランシスコのお医者さん論文(論文1)なのですが、ノーベルプランということでこのCOVID-19に対して抗生物質を使おうということなのですが、彼はこの論文の中で"You can not use antibiotical treatment"、「治療上ウイルス感染症に抗生物質を使うとは何事か」というのを「メディカルドクマ」といってます。これはもう歯科医師も含めて、いろいろな人がどのドクマにとらわれちゃうわけですね。だけども、このお医者さんは、自分の700人の、こちらはライム病という少しややこしい病気に抗生物質の長期投与をしていたら、サンフランシスコは結構感染者が多いのに、700名、誰も感染していない。抗生物質が効いているということを緊急提言で言われているんです。この「メディカルドクマ」は十分理解しているけど、「今は緊急時なんだよ」とこの論文中で言ってるわけです。

 実際には細菌とウイルスの混合感染で、ウイルスは人間をちょっと痛めつけますけど、殺しはしません。

 

図3

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高橋

自分も死んじゃいますからね。

 

花田

結局、細菌側は遠慮会釈なく人間を殺しちゃうわけですね。人間が死んでも独立して生存できるから。だから混合感染で本当に怖いのは、歯周病あるいは感染根管、ここで菌血症を起こしているという状態を止めないと、これが先ほど言いましたように、末梢血から心臓に行って、それから全て肺に入っていくわけですね。間質性肺炎が特徴だと言いますけど、菌血症を歯周病で起こしている人だったら、要するに血管がおかしくなるわけですから、間質性肺炎に当然なるでしょう。

 

髙橋

今回のコロナは、先生のお話からすると混合感染なんだから、今までの抗生剤は出すなという考えを改めなければいけないという意識改革をしてもらう必要があるかもしれませんね。

 

花田

また、このデータ(図4)は、サイトカインストームの原凶になるエンドトキシンについて
のものですが、24歳の健康な若者に3週間歯磨きを中止すると、血中から発症率が56%でエンドトキシンが出てくる。白人、黒人、男性、女性と分けています。重要なのは、エンドトキシンがこれだけ出ているということで、ここに新型コロナウイルスが関わってくると、サイトカインストームに入っていくということです。歯を磨かないととんでもないことになるのです。これがエビデンスとしてすごいのは、この後、歯科衛生上がPMTCをして、自宅で3週間歯磨きを普通にしてもらうと、元に戻るのです。だから、歯磨きをするということは実に重要なことだということです。また普通に歯磨きをした健常人で、そんな菌血症が起こるということはあり得ないわけですよ。こちらのデータ(図5)では、対照の健常55名の菌血症は0%で、糖尿病の患者の場合は29%と22%。だから、二、三割の人が常時菌血症を起こしているということです。おそらくこういう人が亡くなってしまうわけですよね。糖尿病の人はおおむね歯周病ですので、その歯周病を抑えないと、つまり、次元の違う予防歯科、歯周病治療というのをこれから提供していかないと。やっぱり恐怖ですよね。死んじゃうというのは。

 

図4

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図5

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高橋

短期間で症状が悪化するというのはこのようなことなんですね。

 

花田
これがサイトカインストームを現したもの(図6)で、不用意に抗菌柴を出すと、菌がばらばらになってLPSを放出してしまって、それがサイトカインストームに誘発する。だけど、お医者さんはこのLPSがどこから来たかというのを全く考察しないわけです。このデータは、先程の3週間歯磨きをしないと出現するエンドトキシンですから、サイトカインストームを起こさせないようにするなら、血中に入れなきゃいい訳で、歯磨きをちゃんとすれば良いということです。しかし、医者側はどうやって治療法を考察しているかです。

 

図6

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高橋

これは重要ですね。


花田

ええ。歯周病の炎症を抑えることによって、血管に入る細菌が減少してエンドトキシンが発生しにくくなるというのは、との論文(図7)ではっきりエビデンスがあります。この検出限界0.08ですが、普通はこれは菌血症とエンドトキシンなので、検出限界でエンドトキシンなんて血中にあってはいけないわけです。人間はLPSのエンドトキシンなんでつくれないわけで、これはグラム陰性菌しか持っていないのがLPSなので、グラム陰性菌が入ったということです。 実際、歯磨きを3週間停止したら、0.74という数値が出ています。これは、腎臓病の思者ぐらいのエンドトキシンが入っているということです。そういう人はやっぱり血中に入っていると思うわけです。残念ながらお亡くなりになった志村けんさんも、ヘビースモーカーということでしたので、彼も歯周病だったのではないかと想像します。それを歯科医師の力で、日本中のエンドトキシン血症を緊急に治療しないといけない。平常な生活に戻りたければ、やっぱりそれをやらないといけません。キープ・ディスタンスとか、会話をするなとか、様々な自粛をやっていたら、日本社会全体が潰れちゃうことになるのではないでしょうか。

 

図7

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高橋

逆に、こういう方向転換というか、例えばこんな時だからこそ歯医者に行って口の中をきれいにしよう。ということですか。


花田

ただ、歯科のほうも、平時はブラッシング指導から入りますけど、今は、緊急時ですから、やっぱり薬を使うという選択肢になるのではないでしょうか。少なくとも緊急事態宣言とか、状況が落ち着くまでは、薬を優先すべきだろうと思います。


高橋

しかし歯医者は感染リスクが高いので危ないなんて報道されていますよね。


花田

感染で言うと、論文もありますけど、歯科医から患者に感染することはあり得ない。むしろ歯科医側が危ないので、衛生士と歯科医がしっかり防御しなきゃいけない。


高橋

我々も普段のスタンダードプリコーションに加えて、様々な感染に対しての対策をとるようになりました。

 

花田
先程の日本疫学会が出した論文の新型コロナウイルスでの死亡の危険因子です。「敗血症の兆し」とありますが、これが死亡の危険率5・65倍です。ただ、この敗血症が、医者は多分ウイルス性敗血症だと思っているのでしょうけれど、抗生物質が効くということは、やっぱり細菌性敗血症。敗血症って、基本的に菌血症の次が敗血症なので、バクテリアなのでしょう。 敗血症の定義というのは結構難しい。臨床定義なので、ウイルスや細菌を測っているわけでなく症状を見ているだけなのです。しかし、この0.0001(図1一注1)というものすごく有意差があるわけです。ということは、サイトカイン血症、あるいは菌血症を抑える独占業務を持っているのは歯科医師ですので、我々がやらなきゃ誰がやるのということです。

 

高橋

そうですね。

 

花田

医師、看護師にはできないです。歯科医師法、歯科衛生士法に定められているので、歯科医療以外では、口腔由来のエンドトキシン血症や菌血症を止められないわけですよね。その独内業務を持っている業種だからこそこの問題に積極的に立ち向かうことができるのではないでしょうか。


高橋

そうですね。メディアからの情報等で、診療を自粛休診をしたところもあったと聞いております。
このような情報が周知されていれば異なる対応も考えられますね。


花田

ただ、今、うちで開発中なのですが、10分で新型コロナウイルスをディテクトできるモ
バイル器械があるんですね。5分で立ち上がり、「有り無し」で言うと5分で分かるんですよ。ミュータンス菌だとかpg菌の細菌を歯科医院でディテクトするために、科研でやっているのですが、キットさえあれば新型コロナウイルスもこれでできるので、これは使えば、受付で陽性陰性の判定が可能になります。歯科スタッフを守るためにも、いずれはこういうものを使って、患者がウイルスを持っていないととを確認して診療する。陽性なら歯科に来るより先に内科に行っていただく、というような、患者の振り分けを将来的にはやらなくてはいけないということですね。

 

コロナウイルス検知器

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高橋

器械自体はもうあるわけですか。

 

花田

器械はあります。いずれ販売ルートに出てくるでしょう。新型コロナウイルスに関しては、国立感染研でもこれを使ってやっています。


高橋

それができれば、歯科のリスクは大幅に軽減できますね。


花田

医科を含めて、もう総力を挙げてやってきますので、1年ぐらいで大体セットアップできると思います。


高橋

あと、唾液中や、口腔内の方がウイルス数が多いということを報道されていますが、予防法として手洗いは推奨されていますが、うがいはどうなのでしょうか。あれはエビデンスがないからと、報道されているのですが。


花田

その研究をしなさいというのがこの論文(論文2)です。マウスリンスをCOVID-19の感染予防と、それから重症化予防、進行予防を、うがいでできるというものです。唾液にウイルスがいることが分かっているのですが、エビデンスの問題があるから、どういう薬剤が必要かという共同研究を推奨するということです。 調べましょうというものです。"recommendation of examine the effect of mouth rinse”。平時にはバイオフィルムの除去が重要なので、洗口剤というのはあんまり推奨しなかったのですが。


高橋

平時は物理的除去のほうが重要ということですよね。


花田

こういう緊急時の場合は、唾液にウイルスがいることが分かっているので、洗口剤もリコメンドすべきだと。だから、やっぱり緊急時と平常時では予防歯科に対しての姿勢を変えなくはなりません。


高橋

ちょっと趣が違うということですね。

 

花田

ええ。平常時はロングスパンで物理的除去を考えますけど、緊急時は、短時間に敵を倒すためには、やっぱり薬をどう使うかということを考えざるを得ない。菌血症というのは、僕も大学で習ったときは、口腔外科の先生にしてみれば、敗血症が怖いんだ。菌血症はたいしたことないよという認識でやっている。入院している患者の入院期間に敗血症を起こさなければ、別に10年後に歯周病になろうが、そんなのはどうでもいいことなんですよね。でも今は緊急時ですから見方を変えなくてはいけない。今回の新型コロナウイルスは数年続くだろうとと言われていますので、菌血症に対する我々の取組というのはグレードを上げていかないといけないと思います。


高橋

よく口の中を麿いてもらって、薬を出して、それで、薬液でお口の中を洗口しなさいというような指針のほうが、今のこういう時期には合っているということですか。


花田

そうですね。物理的除去というのはちょっと厳しいのでしょう。だから、歯周病にジスロマックを処方するとか、今までやってはいけないことも緊急時はやらさるを得ないかもしれません。それは患者のためで、特に糖尿病の人は常時菌血症を起こしていると。そういう人は、歯周病の通常の基本治療ができないのであれば、投薬せざるを得ないということですね。


高橋

非常事態なので、こういう治療行為も認めてもらいたいですね。

 

花田

そうですね。先ほどお伺いしたウイルス感染と細菌感染の混合なんだという先生の意見に僕も質成です。ウイルス感染はもう止められない。だから、細菌感染を完璧に止めることを、独占業務である歯科医師が全国的に、それこそキャンペーンを張ってやっていかないといけないと思います。


高橋

それは医科のほうでは、二次的に細菌性の肺炎が起きて重篤化するという認識はあまりないのでしょうか。テレビでは、ウイルスに焦点を当てて報道されていますが、細菌のことはあまり聞きません。お医者さんもそちらのほうに積倒的に目を向けてくだされば、事態は好転する可能性はありませんか。

 

花田

サンフランシスコの医者が一生懸命言った「メディカルドグマ」ですよ。これを突破しないと・・・。医者はそれでも、これはウイルス性の敗血症ですよと言うかもしれないですけど。ただ、エビデンスではやっぱりどう考えても抗生物質が効いている。「このメディカルドグマを知らないのか」と言われ、非難を浴びるわけですよね。だけど、それはこの医者だって、「もう充分知っているよ、そんなことは。」と言っている。


高橋

現状から言うと、私たちの業界としては、まずスタッフへの感染をできる限り防御して、先生のおっしゃるような歯周病の治療をしていきながら、緊急的な歯周病の治療としての投薬をしていけば、貢献できる可能性は極めて高いということなのでしょうか。

 

花田

そうですが、ただ、ジスロマックにしても血中の抗生物質濃度が維持できるのは1週間ですよね。 長期戦になる可能性があるのに、抗生物質で対応できるかというと現実的じゃないですね。連続内服はさすがに勧められないので。


高橋

ということは、今できることとしたら、やはりそういったような、口腔ケアの啓発みたいな形になるんですか。

 

花田
手前みそで言うと、鶴見大学でやっている個人トレーによる除菌(3DS)を普及させたいですね。セルフケアで局所塗布であれば、10年20年続けて構わない。BOPがほとんどゼロになります。この目的は虫樹や歯周病を予防するということよりは、エンドトキシン血症を予防することですので、有効だと思います。このトレー作成は歯科技工士法により、歯科医師又は歯科技工士にしかできません。デンタルファミリー全休でこの問題に立ち向かっていく必要があると思います。


高橋

今、患者は歯科医院に来るのも怖いということで、予約をどんどん先送りにしています。それを何とか払拭したいという歯科医師が多分たくさんいると思います。歯科医師もスタッフも何かよく分からない不安に駆られている。そこをすっきりさせて、ここに気をつけて、患者にはこういうことをすれば貢献できるんだという、歯科としての立ち位置と方向性を確立したいですね。


花田

エンドトキシン血症というのは、普通、平常時であればブラッシングや補助用具でコントロールしていくのが原則ですけれども、やっぱり今は厳密にエンドトキシンを血中に入れないという必要があるわけです。そこで、それができるのは法律上、歯科衛宅士と歯科技工士と歯科医師しかいないので、ここに、大きな可能性があると思います。


高橋

歯科界がこの難局に大きく員献できるヒントをいただきました。本日はどうもありがとうございました。

令和2年5月6日鶴見大学歯学部探索歯学講座教授室にて(取材に際しては事前に充分な消毒を施して臨んでおります)。

 

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疑問点、反論

サイトカインストームを起こすのは本当に口腔内細菌ですか?

以下の文章で語られているサイトカインストームを起こす原因として口腔内細菌が主に関与しているという明確なエビデンスをお示しください。話が飛躍しているように感じます。

敗血症は主にウイルス性と細菌性の2種類が考えられますが、一般的に言えば細菌性敗血症です。その中で注目は特にサイトカインストームと言われている現象です。これはグラム陰性菌のLPSが引き金になっているという論文もあるわけです。じゃあ、そのLPSはどこから入ったかというと、多くのお医者さんは腸管の細菌叢から来ていると思われているようです。腸内細菌です。しかし、エビデンスからすると口腔細菌なのです

 

アジスロマイシンがCOVID-19に効果があるというエビデンスをお示しください

マラリア治療法であるクロロキン+アジスロマイシンに関するエビデンスを用いて抗菌薬の使用を正当化していますが、新型コロナウイルスに対するヒドロキシクロロキン、クロロキン単独、ヒドロキシクロロキン+アジスロマイシン、クロロキン+アジスロマイシン併用療法に関しては5月末のエビデンスで多くの論文で否定されています。

Chloroquine or hydroxychloroquine for COVID-19:why might they be hazardous?
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)31174-0/fulltext

またアジスロマイシン単独治療に関しても院内死亡率を改善しなかったという報告があります。

Association of Treatment With Hydroxychloroquine or Azithromycin With In-Hospital Mortality in Patients With COVID-19 in New York State
JAMA. Published online May 11, 2020. 
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2766117

 

現状のエビデンスでは、アジスロマイシン単独のCOVID-19への効果は明確ではないと考えますが、なぜそのように抗菌薬投与を推し進めようとするのですか?

 

ここにフランスのデータ(2)がありますが、薬の使い方でも、一般的にお医者さんは、ウイルス疾患なので抗ウイルス剤に期待しているのですが、この武漢の中南病院のデータを見ても、細菌との闘いを治療の主目的にしています。抗ウイルス剤というのは、インフルエンザのときでもそうで、タミフル、リレンザは効きますけれども、発症を予防するわけじゃなくて、重症化を止めているだけです。それと、副作用がどうしても出てしまうという問題もあります。実際の医科の臨床を見ると、どれも細菌性肺炎に対する治療が効いているというのを示しています。

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引用している論文1の内容は不適切ではないですか?

引用されている論文は、抗菌薬を含めた交絡に関する検討が全くされていません。まともな実験系も統計処理もない論文を持ってきて抗菌薬が効く!と決めつけるというのはおかしくないでしょうか?

A Novel Plan to Deal with SARS-CoV-2 and COVID-19 Disease.

A Novel Plan to Deal With SARS-CoV-2 and COVID-19 Disease - PubMed

これはサンフランシスコのお医者さん論文(論文1)なのですが、ノーベルプランということでこのCOVID-19に対して抗生物質を使おうということなのですが、彼はこの論文の中で"You can not use antibiotical treatment"、「治療上ウイルス感染症に抗生物質を使うとは何事か」というのを「メディカルドクマ」といってます。これはもう歯科医師も含めて、いろいろな人がどのドクマにとらわれちゃうわけですね。だけども、このお医者さんは、自分の700人の、こらはライム病という少しややこしい病気に抗生物質の長期投与をしていたら、サンフランシスコは結構感染者が多いのに、700名、誰も感染していない。抗生物質が効いているということを緊急提言で言われているんです。

 

ウイルスは人を殺さない?

これは私には信じられませんが、根拠となる論文をお示しください。

実際には細菌とウイルスの混合感染で、ウイルスは人間をちょっと痛めつけますけど、殺しはしません。

 

 

エンドトキシン血症→サイトカインストームは極論すぎませんか?

エンドトキシン血症にSARS-CoV2がプラスされるとサイトカインストームになるとは短絡的過ぎる気がしますが、いかがでしょうか。

24歳の健康な若者に3週間歯磨きを中止すると、血中から発症率が56%でエンドトキシンが出てくる。白人、黒人、男性、女性と分けています。重要なのは、エンドトキシンがこれだけ出ているということで、ここに新型コロナウイルスが関わってくると、サイトカインストームに入っていくということです。 

歯磨きをすればサイトカインストームが予防できる?

歯磨きをしっかりすればサイトカインストームによるCOVID-19の重症化が予防できるような表現ですが、そこまで直接的な関連性があるとは思えないのですが?

また、その延長線上でエンドトキシン血症が原因で平常な生活が阻害されているように語るのはおかしくないでしょうか?原因はSARS-CoV2ですよね?

先程の3週間歯磨きをしないと出現するエンドトキシンですから、サイトカインストームを起こさせないようにするなら、血中に入れなきゃいい訳で、歯磨きをちゃんとすれば良いということです。

残念ながらお亡くなりになった志村けんさんも、ヘビースモーカーということでしたので、彼も歯周病だったのではないかと想像します。それを歯科医師の力で、日本中のエンドトキシン血症を緊急に治療しないといけない。平常な生活に戻りたければ、やっぱりそれをやらないといけません。キープ・ディスタンスとか、会話をするなとか、様々な自粛をやっていたら、日本社会全体が潰れちゃうことになるのではないでしょうか。

 

敗血症を口腔ケアで抑えられるエビデンスはあるのですか?

敗血症は別にCOVID-19だけではないわけですが、敗血症が口腔細菌由来のエンドトキシン血症の延長線上で起こると断言するなら、敗血症が口腔ケアで防止できるエビデンスがないとそこまで断言できないと思いますが。

先程の日本疫学会が出した論文の新型コロナウイルスでの死亡の危険因子です。「敗血症の兆し」とありますが、これが死亡の危険率565倍です。ただ、この敗血症が、医者は多分ウイルス性敗血症だと思っているのでしょうけれど、抗生物質が効くということは、やっぱり細菌性敗血症。敗血症って、基本的に菌血症の次が敗血症なので、バクテリアなのでしょう。 敗血症の定義というのは結構難しい。臨床定義なので、ウイルスや細菌を測っているわけでなく症状を見ているだけなのです。しかし、この00001(1一注1)というものすごく有意差があるわけです。ということは、サイトカイン血症、あるいは菌血症を抑える独占業務を持っているのは歯科医師ですので、我々がやらなきゃ誰がやるのということです。

 

モバイル機器の情報をお示しください

5分でわかる検査キット、もし本当なら売れるでしょうけど、ちょっと調べた所見つからなかったので、もっと詳細が知りたいです。

うちで開発中なのですが、10分で新型コロナウイルスをディテクトできるモ
バイル器械があるんですね。5分で立ち上がり、「有り無し」で言うと5分で分かるんですよ。ミュータンス菌だとかpg菌の細菌を歯科医院でディテクトするために、科研でやっているのですが、キットさえあれば新型コロナウイルスもこれでできる。器械はあります。いずれ販売ルートに出てくるでしょう。新型コロナウイルスに関しては、国立感染研でもこれを使ってやっています。

 

細菌感染を止めれば何が起こる?

細菌感染を止めれば何がおきるのかが分かりません。エンドトキシン血症を起こすのは常在菌であり日和見感染を止めれば重症化が予防できるということでしょうか?

ウイルス感染はもう止められない。だから、細菌感染を完璧に止めることを、独占業務である歯科医師が全国的に、それこそキャンペーンを張ってやっていかないといけないと思います。

 

抗菌薬にこだわるのはやめた方がいいのでは

文章中で抗菌薬と抗生物質が混在しており、非常に分かりづらいです。

医者はそれでも、これはウイルス性の敗血症ですよと言うかもしれないですけど。ただ、エビデンスではやっぱりどう考えても抗生物質が効いている。

 

結局結論はこれなの?

 結局3DS言いたいだけなんじゃないです?そこに持っていくために自分に都合の良い論文を提示されていませんか。

手前みそで言うと、鶴見大学でやっている個人トレーによる除菌(3DS)を曾及させたいですね。セルフケアで局所塗布であれば、10年20年続けて楠わない。BOP(ほとんどゼロになります。

 注:BOP(Bleeding on Probing)とは、歯周ポケットからの出血を示す指標。歯肉に炎症があるかどうかの判断基準の1つである。

 

まとめ

読んでいて、正直疲れた。論理の飛躍がかなり認められるような気がした。5/6の取材と言うことで、マラリア治療が否定されたエビデンスなどはその時点では明確ではなかったとは思うが、それでもアジスロマイシン単独が有効などというしっかりした論文もなかったと思うわけで、そこら辺が非常に偏っていると感じる。

 

そしてこんなのを3ページもぶち抜いて使う日歯連盟、頭おか(ry

ちなみにほかのページみたら小渕優子議員出てた・・・。

 


 

 
 

 

 

資料

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