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こんなものをネットでをみつけた
ヘルスケア大学、最近話題になってるな。
相当内容に問題があるらしいねえ。
この中に
一覧見ると歯医者ばっかり。w 医師数の水増しに最近過当競争の歯科医に営業して名前を借りるが、登録歯医者が2000人で日本の歯医者の2.5%なのに歯の記事が176記事。ww 大半が単に名前貸して人数水増し。
え?まじ?
ヘルスケア大学なんて医科の物であって歯科なんて全然関係ないと思ってたよ。
早速見てみた。
医師が4579人登録されている。
医師の職業内訳をみると
歯科と歯科口腔外科の分野で登録されている人数は、のべ2000人を越える。さらに矯正歯科が387名。
よくみると重複登録されている人が殆どなので実際は2000名ぐらいかもしれない。
確かにこれは異常に多い。
4579人中2000人ぐらいは歯科医師とすると、歯科医率は43%を越える。
ではこれで歯の内容に関してどれだけ記事数があるのか?
体の部位別で見てみると歯は176記事。
実は口、舌という項目もありそれが106記事。
これも歯科の人が監修しているようだ。
まあ、最初のネットで拾ってきたネタも正確性という点では批判できないなあ。
ということで約2000人で282記事監修しているらしい。
こんなにリッチに人材使えるんだったら凄い文章内容ができてるんじゃないか?なんて思うわけだが、多くのDrは登録しているだけで実際監修しているのは一部だけのようだ。
記事内容
よく検索されているもの、読まれているものが上位に来ているだろうから上の方にあるものを読んでみたいと思う。
虫歯を放置するとどうなる?
最初の頃はまあ素人相手だし、こんな内容でもありなのかな?と思っていたんだよ。
思いっきり引っかかったのはこれ。
虫歯の放置が起こす怖い症状
腐った神経からばらまかれた細菌は、あごの骨にまで広がっていきます。すると、あごの骨が炎症を起こして化膿し、歯茎から膿が出るようになります。また、あごの骨髄が細菌に感染して「骨髄炎」になり、熱や嘔吐、体調不良などが続くようになることもあるのです。
さらに、細菌が血液の中に入り込んでしまうと、全身をめぐって「肺炎」や「脳梗塞」「心筋梗塞」を引き起こしたり、心臓や脳が虫歯菌に感染して、重篤な後遺症が残ったりするなどといったケースもごくまれにあります。
虫歯は、早期に発見することができれば、簡単な処置や対処法で済みます。しかし、初期の虫歯は痛みやしみる、腫れなどの自覚症状がなく、気づかないうちに虫歯が進行していることも少なくありません。初期段階で虫歯を発見して適切な対処を行えるよう、定期的に歯科検診を受けるようにしましょう。
細菌が血液の中に入り込んでしまうと、全身をめぐって「肺炎」や「脳梗塞」「心筋梗塞」を引き起こしたり、心臓や脳が虫歯菌に感染して、重篤な後遺症が残ったりするなどといったケースもごくまれにあります。
私、凄く引っかかります。専門家の先生ご意見お願いします。
血液中から口腔内細菌で肺炎?
心臓や脳が虫歯菌に感染?
インプラントと差し歯の違いとは?
【医師監修】インプラントと差し歯の違いとは? | ヘルスケア大学
ちょっと気になった所があった。
差し歯で広く使われている金属製の土台は保険診療です。
そんなことはない。保険外治療で白金加金コア→PFM(白い歯)でもいいわけで今でも一般的に行われている。
差し歯のメンテナンスは基本的に歯磨きだけでOKです。仕上がりはインプラントに比べると、多少見劣りします。
歯科医院での定期的な受診は所詮保険治療の差し歯には必要ない、歯周病でも二次カリでも悲惨な状況になってから受診すれば?貧乏人どもめ!(やや拡大解釈)ということなんですかね?
保険診療で広く使われているのは金属製の土台で、差し歯に亀裂が入ると折れやすいのがデメリットです。もちろん、そのことを考慮した土台も存在しますが、保険外診療に該当し経済的な負担が増します。また、インプラントの寿命が10年以上であるのに比べ、差し歯は7~8年と、インプラントほど長くはありません。
この記事、公開日が2015/10/30であり、この時は金属以外の選択肢であるファイバーポストは確かに保険導入されていなかった。しかし最終更新日は2016/12/09であり、ファイバーポストが保険導入されてほぼ1年経とうとしているのに文章自体は更新されていないようだ。
ドクターの数が多いというのは関係なく文章は古いままのようだ。
Drが本当にしっかり監修しているのだろうか?
インプラントとは?構造と治療の歴史、メリット・デメリット
【医師監修】インプラントとは?構造と治療の歴史、メリット・デメリット | ヘルスケア大学
差し歯で広く使われている金属製の土台は保険診療です。それに対して、インプラントは保険外(自由)診療が基本となります。インプラントに比べて差し歯は低コストで治療を受けることができます。
差し歯のメンテナンスは基本的に歯磨きだけでOKです。仕上がりはインプラントに比べると、多少見劣りします。差し歯の変色や差し歯に違和感がある場合は、歯科医院で治療を受ける必要があります。
あれ?これさっきも見た文章だなあ。けど、自分も文章使い回してることもあるし、まあ仕方無いのか?けど、このライターさん達1文字幾らでお金もらってるんだよね?
インプラントのメリット
見た目が美しい
人工歯と人工歯根を結合するアバットメントが歯茎の下に隠れるよう設計できるため、見た目が自然で、天然の歯とほとんど見分けがつきません。また、自分好みの審美的な人工歯を取り付けることも可能です。
強い力で咬むことができる
人工歯根はあごの骨に埋め込まれて完全に固定されているため、天然の歯と同じような力で咬むことができます。
はずれる心配がない
前述した通り、インプラントはあごの骨に人工歯根が結合し、さらに人工歯もしっかりと固定されているので、入れ歯のようにはずれる心配は無用。「はずれるかもしれない」という不安なく、食事を楽しめます。
インプラントは強い力、特に側方力に弱いはずじゃなかったのかな・・・・。
インプラントははずれる心配がない!!???
セメンティングしたとしても外れる可能性はあるし、スクリューは緩む可能性はあるし、外れる心配がないなんてちょっと名医すぎるんじゃないですか。
何個か読んでみたが、記事が完全に嘘、というよりは不正確なんじゃないか、と思われる箇所が多分にあった。
医科よりはまだましなんだろうか?
もっと記事を読んでみないとわからないな。
終わりに
素人さん相手ならこんな文章でも充分と思って監修しているのか、それとも名前を貸しているだけでゴーストライター任せなのかは私にはわからないが、そこらへんいかがなものなんでしょうか?
何かヘルスケア大学の歯科分野でスペシャルな記事を見つけられた方、ご教授頂けると幸いです。
コメント欄またはTwitterまでURLをつけて頂けるとチェックします。
後、ここに名前が載っている歯科医さん達、名義を貸しているのか勝手に拝借されているのかわかりませんが、そこに名前が載っていて良いことはおそらくないと思いますよ。
ヘルスケア大学トップケージの検索窓で自分の名前を検索してみることをお勧めします。
追記(修正しました)
どうしても気になったので
「差し歯のメンテナンスは基本的に歯磨きだけでOKです。仕上がりはインプラントに比べると、多少見劣りします。」という文章全体でググってみた。
だってこんな特異的な考え方してる人達そんないないと思うし。
案の定ひっかかってきた。
この歯科医院のサイトが引っかかってきた。
更新日はこちらの方が遅いので、こちらの歯科医院さんがヘルスケア大学を真似たのか、その逆かはもうよくわからないが、もしヘルスケア大学側がパクってるんなら大問題なんだがなあ。
もうちょっと別の読んでみるしかないね。