減っている
どんどん医師数が減っているヘルスケア大学。
以前から歯科医師の数によって医師数を水増ししているのではないか、と言われてきた。
歯科医師が確かに多いことは事実である。
最近では医師全体数はどんどん減っているのに歯科医師数はあまり減少せず、より歯科医師の占有率は高くなってしまっていると考えられる。
以前報告したときはまだ50%弱ぐらいだったと思われるが、今は何%ぐらいなのだろうか?
ヘルスケア大学で歯科医師に該当する項目は
歯科
歯科口腔外科
矯正歯科
小児歯科(実はこれ今日発見した)
であるが、1人の歯科医師が全てに重複登録されていることもあるため、実際どれぐらいの割合を占めているのかはわかりづらい。
今日現在 医師総数は2890名であり
歯科 1620
歯科口腔外科 235
矯正歯科 329
小児歯科 243
である。
重複等を何気なく考えて歯科医師数を1800~1900名ぐらいとすると
1800/2890=62.2%
1900/2890=65.7%
ぐらいじゃないかという計算となる。
じゃあ実際にある程度数えてやろうじゃないか
流石に全部数える暇はない・・・。
医師一覧のア~ンまでの4つをとりあえず何気なく選んで医師と歯科医師の比率をみてみることにした。
まずは「あ」
早速だが、医師が殆どいない。
歯科医師は何連続も続くが医師はまばら・・・
結局「あ」は
トータル107名 医師30名 歯科医師77名
だった。
続いては「く」
ここもなかなか医師がいない。まじかよ・・・・。
トータル69名 医師20名 歯科医師49名
さらに次は「ま」
なかなかまの人は多い。
お!医師が4連続で続いた!新記録ー!なんて・・・
トータル112名 医師40名 歯科医師 72名
最後に「の」
あまり人数がいない。
トータル23名 医師6名 歯科医師17名
ここまでで
トータル311名 医師96名 歯科医師215名
医師率:30%
歯科医師率:70%
最初の予想よりも実は結構多かった!!!
これは全体の10%ちょいの測定なので、完全にこれに一致するかはわからないが、大体の指標にはなるだろう。
ヘルスケア大学に登録されている医師の70%ぐらいが歯科医師であると考えていいと思う。
これをそのまま2890名スケールにした場合
医師数は892名
歯科医師数は2014名
となる。
果たしてこれで膨大な医科系の記事を監修、修正できるのだろうか?
そしてこんなに歯科医師って必要なんだろうか?
記事数ベースで考えてみる
歯、口・舌が歯科の担当と考えられるので95+176=271が歯科だ。
後の1346本が医科の担当ということになる。
すべての記事の83%は医科の担当であるが、それを監修する実際の医師は全医師数の30%しかいないということになり、かなりアンバランスな状態であると考えられる。
これでいかにも3000人ぐらいの医師が監修しているように謳っているわけだ。
この状態で実際に記事をしっかり修正していくことができるんでしょうか?
そして登録歯科医師の皆さん、早く離脱を・・・。
離脱を・・・。
追記(2017/06/10)
ヘルスケア大学側は以下の様な発表を昨日行った。
弊社では、医師及び医療機関と参画の継続意向の確認を再度実施しております。
医師情報掲載や契約継続に関する可否の意向が確認できるまで、未確認のすべての医師情報を一時非掲載といたします。
継続意向が確認出来次第、再度掲載を行ってまいります。
上記を含め、「医療・健康情報の信頼性向上プロジェクト(仮)」にて、対応を進めておりますので、改めてご報告させていただきます。
また、参画医師数に関しては減少が見込まれますが、掲載記事に関しては、医師による監修の上、公開しております。
今までと変わらず、皆さまがより安心・信頼できる情報を提供できるよう努めてまいります。
今後も変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
確認したが、どこまで非掲載になっているのかわからなかった。
これ、何に対する対策なんでしょうかね?
ヘルスケア大学の歯科医師で医師数水増ししすぎシリーズ