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キュレーションサイトっていっぱいあるね
内容は精査していないが歯科系のキュレーションメディアを探してみた。
一応検索してみてそれっぽい内容が載っている所は書き出してある。
検索キーワード
歯
歯科 キュレーション
歯 メディア
後は忘れた・・・
歯で検索するとすでに日本歯科医師会や各学会よりも上位にインデックスされているキュレーションもあり、批判され閉鎖したwelqなどのようにSEOをしっかりきめてきてると思われる。
つまり、歯科医師会のサイトや学会のサイトよりも閲覧されている可能性が高い。学会の一般向けのサイトがどれだけ一般の人にリーチしているかは知らないが、おそらくこっちのサイトの方が遙かにPVは多いだろう・・・。
ハノネ
美容系に特化したキュレーションだが、歯石によって歯ぐきが腫れて出血し、血なまぐさい臭いを発生する、とか書かれていてちょっとみただけでも内容には相当疑問符がつく。歯肉へのヒアルロン酸注入とか・・・ふーんって感じ。もっと叩けばいっぱい埃がでそうなサイトだ。
コフリー
ここも美容系に偏ったキュレーション。
口が臭い!人に嫌われる前にしたい口臭予防ケア6つのこと|Cofree【コフリー】
なんだろう、歯石をそんなに悪者にしたいのかな?
歯石自体が原因じゃないのにね・・・。
どれくらい白くなる? ホームホワイトニングvsオフィスホワイトニング|Cofree【コフリー】
他の歯科医院のサイトの内容抜きまくってるんですが、これちゃんと許諾とってるんですよね?
歯科医師監修のキュレーションサイト
キュレーションとしっかり明記してくれているわけだが、これがなかなかな内容だ・・・まず監修歯科医師・・・とりあえず30個ぐらいひいたんだが、全部監修は同じドクター1人。どれをみてもザ・ホワイトデンタルクリニック 院長 永山 幸 先生なんだが・・・。そしてこの方、ホワイトデンタルクリニックのHPみても載ってないし・・・すでに経営者側なのか???
目まで痛くなる?怖すぎ!「上顎洞炎」 - 歯科医師監修のキュレーションサイト
虫歯の放置で目が痛くなる!?
その目の痛みは「歯性上顎洞炎」が原因
とか言い切っちゃってるんですが、これ内容的に大丈夫なんでしょうか・・・。
どくらぼ
歯科医院検索型+キュレーションサイト
銀歯は、あなたの歯の寿命を確実に奪う。今、多くの人がセラミックを選ぶ医学的理由 | どくらぼ
このサイトも他の歯科医院や技工所のサイトからだいぶ内容を抜いているようなんだが、許諾をとっているんだろうか・・・。動画や写真の内容を抜くのはさすがに許諾がいるだろう。
歯の教科書
この前紹介したEPARK系キュレーション。EPARK登録歯科医院への集客を担うサイトと考えるべきだろう。キュレーションの内容に関しては精査が必要だが、結構微妙な内容も多いと考えている。
歯医者の選び方
最初読んでいたら結構まともな感じかと思いきや、下のリンクをみてうーむ・・・となってしまった・・・
歯茎が白いのはなぜ?危険が潜む7つの原因と治療法 | 歯医者の選び方 | 歯医者がおすすめする歯科医院
審美歯科治療のことなら審美歯科の教科書
歯科医師が監修している。
セラミック矯正は歯科医師として絶対に私は勧めない。
そういうのを推してくるサイトも私は信用しない。
あくまで個人的感想。
セラミック矯正治療の流れと治療後について | 審美歯科の教科書
ホワイトニングの教科書
もうなんでも教科書ってつければいいと思っているだろ!というレベルになってきた・・・。ああ、ホワイトニングに特化したキュレーション。正直この内容でいいなら誰でも書けるし歯科医師監修である必要すら無い。このサイトは歯科関係者が書いてるとは思えない。
50・60代~「歯の教科書」
えーっと、監修歯科医師が殆ど1つの歯科グループである・・・。お抱えキュレーションメディアということだろうか。色々な手を考えるもんだ。
途中まではよかったよ・・・どこかのキュレーションでみた手のツボを押すというのがここにまた出てくるまでは・・・。
キュレーション、パクリあってなんぼですか・・・。
キュレーションとは言い難いが以下の2サイトも一応参考に載せておく。
審美歯科ネット
歯のページ
和田精密がやっているページのようだ。文章の内容は教科書のパクリっぽくて不正確ではないかもしれないが、非常に分かりづらいと感じる。
終わりに
これでキュレーションが全てというわけではないだろうし、日々新しいキュレーションが出来ているだろう。問題はこういったキュレーションの乱立により医科でも問題になっているが、不正確な情報が載っているキュレーションの方が検索で上位を占めてしまい確かな情報に行き着かない可能性が高くなってしまう、ということだろう。
不確かな情報をネットで得る可能性が高い時代。
取捨選択するのは確かに閲覧者だが、そういった情報がのさばっているのを許しているのは歯科としていかがな物だろうか・・・。