(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 

底辺私立歯科大学で3年生で留年してしまったら

今回は3年生

この前と同じ様なネタなんだが、別の方から依頼を受けた。

デジャブ感あるがお付き合い頂きたい。

①私立歯科大学3年(国家試験低迷)

②最終的な進級試験で留年

③試験対策等だけで乗り切ってきたら、実は全然わかってなかった。

 基礎系+臨床系のある程度まで講義は進んでいる。

④進級だけではなくCBTにストレートに受かるようにしたい

⑤もちろんここからストレートで卒業したい

 

同級生の多くもこのブログを閲覧しているため、これ以上の情報は出さないで欲しい、とのこと。

この前と違って大学名は把握しているがそれは伏せた形となる。

 

この前のやつ↓ 

内容は重複しているところが結構あります。 

 

3年生は留年するのか

資料は文科省の公式のデータ3年分を表に落とし込んでいる。

前回の表に学年を追加したらものすごーく見えづらい表になってしまった。

これをみると2年生で結構留年・休学者の割合が高い大学が多い事に気づく。

2年生ですでに20%を越える大学が結構ある。

f:id:spee:20180327192948j:plain

 

%の差分はあまりとりたくないが、前回と同じく計算。

平成28年度の3年ー平成27年度の2年=平成28年度の3年ー2年としている

f:id:spee:20180327193204j:plain

3年-2年:3年になったときに合流した留年生が多いほどプラス

    2年に残留した留年生が多いほどマイナス

4年-3年:4年生になったときに合流した留年生が多いほどプラス

    3年残留した留年生が多いほどマイナス

 

多くの大学では3年-2年は±5%程度であり、 あまり変動はなさそうだ。

4年-3年はプラス幅が3年ー2年よりも大きい大学が多く、おそらくCBTで落ちた学生が合流していると思われる。

5年ー4年が相当なマイナスになっている大学が多いことからもCBTが私立大学の進級条件として相当重い状況になっている事が推定できる。

CBTが重い、ということは前のエントリーにも書いた。

この数字が大きすぎて3年残留の留年生が多いのかはよくわからない。

 

おそらく一部の大学を除いては3年は目立って落ちる学年ではなさそうだ。

ただし、これは今の所であり、成績下位校では留年や退学はどんどん低学年に降りてきて、どんな学年でも留年する危険性は増加している。

 

どちらにしてもそんなに派手に多数が留年する学年じゃないところで落ちちゃったということになる。

そして、3年生2回目をうまく通過したとしても

次は4年生でCBTがあり

猛烈に留年する可能性が高くなる6年生がある。

 

CBTまでに上位になる

まだ3年、されど3年

心を入れ替えて残り全部ストレートでいくには、CBTまでに上位に位置する必要がある。

なぜか?

CBTと国試の成績はある程度相関する。

CBTの時点でのカーストを国試までに覆すのは難しい、ということ。

最後方一気からの直線勝負は競馬では決まることもある。

しかし、私立歯科大学の5,6年ではほぼ決まらない。

6年でジワジワ順位を上げていこう、は駄目なんです。

この2年弱で進級、CBT受かるだけじゃ駄目CBTで上位に入る

これが君が言ってる後の4年ストレートで卒業して国試に受かるためのビジョン。

相当頑張らないと難しい、ということがおわかり頂けただろうか。

よほどの覚悟がないと難しいよ。

 

まずは大学の教官に相談しよう

以前のエントリーのコメントにもあったが、

こんな場末のブログやYahoo知恵袋で相談するよりも

教官に相談するべきだよ!

 

CBTまでに上位に入りたい、なんて急に言っちゃ駄目だよ!

おそらくこいつ正気か???

て思われるから!

 

「少しでも順位を上げて進級してCBTも通りたい!

自分としては駄目だったのはこういう風に考えている。

どういう風にしていったらよいでしょうか?」

現実的にはこんな感じだろう

 

当然だが、冷静で良い答えが貰えそうな教官のところにいけよ!!!

 

勉強の習慣ありますか? 

 

勿論1人1人最適な解決法は異なると思う。

しかし、底辺歯科大の底辺層に共通しているのは

勉強の習慣がない

ということ。 

 

こう書くと、勉強してますよ!と怒る人もいるかもしれない。

私が言ってる勉強とは

自分から進んで自分が疑問に思った事を解決するために色々な本を調べ解決する

など、能動的な学習を指す。

 

底辺歯科大学では

学生はそういった勉強はできない

ということが前提のように大量の資料が配付される事が多い。

学生もそれを要求する。

与えられ続けることに慣れている。

至れり尽くせりといえばそうだが

与えられすぎていて、それ以上の事はまるっきりやらないし、できない。

 

6年生の国試に準じた卒業試験で

「先生、範囲はどこですか?」

とか聞きに来る阿呆がいるのが底辺だよ!

全部に決まってるだろ!

 

また大体自分を過大評価している。

やればできるんだよ!俺はやれば!!やりさえすれば!

だから今は試験対策だけでいいんだよ!

そう、俺はやればできるんだから!

 

試験対策だけである程度合格しちゃうから調子乗っちゃう。

そして大きく躓いて初めて後悔する。

 

身に覚えがあるなら、自分だけで解決するのは諦めた方がいいかもしれない。

もう大学のどっかの講座に徹底的に監禁されるとか。

予備校等をうまく使う、ということも考えた方がいいかもしれない。

最近の予備校は凄いよ・・・

殆ど塾みたいになってるところもあるからね。

自分だけではとても解決出来ないなら他の力を金で借りる、という選択肢もありかもしれない。

 

なにせあと2年弱で上位30%ぐらいには入ってないといけないんだからね!

相当なショック療法が必要だよ! 

 

AMAZONさん

4月なったばかりなのに疑義解釈がすでに大量!!!

うおおおおおおおお!!!

ふざけるナアアアアア!!!

今の時点でこれなら5月ぐらいまでどんだけ疑義解釈くるんだよ!o(`ω´*)o

 

研修歯科医の先生などは買わなくてもいいので、こういった本が医院のどこかにあるでしょうからそれを読みましょう。

青い本と赤い本があるよ!

 

こういう本もあります。

 

 

捕捉

ここからは筆者個人の主観がかなりはいるのでご注意ください。

あくまで個人的な見解です。

 

この前のブログを読んだ方が、

「このブログ、勉強の仕方しか書いてない。

大学で勉強の仕方をわざわざ教えなきゃいけないなんて世も末。」

とTwitterで書いていた。

まあ、仰る通りである。

大学は学問の最高峰に位置づけられ、中学なんかとは違う・・・はずなんだ。

しかし残念だが、この成績層の人達は本当に勉強習慣がない人が多い。

机には座って勉強しているようには見えるが頭に入ってない。

中学、高校もこうだったのだろうから基礎学力もない。

文章をしっかり理解して、え?でもこれはどうなの?なんて疑問が湧いてきたり、

これがこうなら、これと繋がるな、なんていう発見も殆ど無い。

自発的に学習することがない。

 

ただ与えられた物をこなす(しかしそれも充分こなせるわけでもない)。

問題を解いても以前解いた問題と類似、ということすらもう分からない。

 

英語もほぼ壊滅。

国家試験必修問題の英語は、単語が全くわからないために何を書いているかさっぱりわからないというレベル。

外国人が漢字をみて得体の知れない文字だな、と思うのとほぼ同レベルである。

 

 

こういった人達が歯科医師になって本当に大丈夫か?

こういう人は国試まで到達しないから大丈夫、という人もいるが、案外そうでもない。

底辺私立の多くの学生はこういう学生で成り立っている。

人数いなきゃ経営できない。

偏差値40以下の世界とはこういう世界。

ふるい落とされ、絞られながらも6年まで上がってくる。

そのまま国試に合格する人だっている。

多浪して受かる人だっている。

延々多浪で受からない人も勿論いるけど

毎年2000人受かるんだから、底辺からもある程度は受かりますよ。

 

国公立や上位私立の学生の多くが国試に合格してスタート

しかし

底辺の場合、国試に合格するのがゴール

になってしまっている人がある程度いる。

 

 

歯科医師になってからの伸びしろってやっぱある程度挫折せず国試に受かってきたかにもよると思うんです・・・。 

何留、何浪もしてギリギリで合格した場合ってやっぱなあ・・・。

それでも変わる人がいるから人生わからん、という事もありますが・・・。

 

これから大学に進学されるお子さんをもつ父兄の方へ

偏差値も低くてうちの子でも入れるから歯学部に入れよう。

手に職さえつけさせれば将来は安泰。

学費は高いけどなんとかなる。

 

なんて安易に思わない方がいいです。

 

ある程度実力に余裕がないと、

学年で上位をキープし続けられないと

すんなり歯科医師になることはできないのが今の底辺の現状。

学費が当初の予定から膨大に膨れあがることもあり得ます。

また歯科医師になった後に伸びしろがあるかどうか・・・・。

 

学生達の父母で本当に子供に甘い評価をしている人がいます。

「成績が下から1番が3番になったから来年も頑張らせようと思います。」

留年率4割の学年で下から3番では永久に卒業できないよ・・・

 

その甘さが子供の人生を滅茶苦茶にする可能性があります。

それなら最初から入学しない選択も大事ではないでしょうか。

 

それでも入学されるなら、親子共々ある程度の覚悟が必要かと思います。

 

 平成30年3月に発表された結果↓