(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 

デンタル国進、数字で煽って馬脚を現す

 

 

デンタル国進とは

最近よく聞くようになった個別指導を売りにする予備校である。

1年生から国家試験浪人、休学者の復学支援まで幅広く対応を謳っている。

最近教室が全国各地に急速に拡大しており、ニーズがあるんだろうな、と感じさせる。

http://dentalkokushin.com/

 

歯科の予備校に関しては以下を参考のこと。

 

保護者への猛アピール

元々は名古屋が本拠地だと思うので、中京地区の愛知学院や朝日大学の学生が多いのだろう。

サイトにある保護者の方へのページも、この2校をターゲットにした内容になっている。

保護者の方へ「デンタル国進」

 

2021/3/31 内容が変更され文章が大幅に削除

さらに愛知学院を褒め称えるブログが掲載

https://t.co/STyYwG2WWo?amp=1

 

内容は以下に引用し、このブログの末尾に魚拓を貼っておく。

 

お子様の通われている歯学部の留年率をご存じですか?

現在の私立歯学部・歯科大学は、親御さんの通われていた時とは全く異なります。想像を絶します。歯科医師国家試験が年々難化し、受からない、受からなさそうな学生は容赦なく大学は各学年で留年をさせます。
一年生でも昔は一般教養科目は、授業に出さえすれば容易に受かりましたが、今は一般教養科目も留年の原因になっています。

入口である歯学部の大学入試の偏差値は、年々下がっています。しかし、出口である卒業資格・歯科医師国家試験は、大学入試に換算すると難関大学偏差値に匹敵する程高いレベルが求められます。年々レベルは、上がっています。昔のようななんとなく、テスト前に一夜漬け勉強や部活ばかり飲み会ばかりでは、対処が絶対に不可能になっています。

留年激増の衝撃の事実

歯学部の進級・卒業 国家試験が急激に難化しています。従来は入学してしまえば、あとは普通に進級でき、国試だけは専門予備校の力を少し借りて合格という流れでした。しかし、歯科医師国家試験が親の時代とは比べものにならないほど難化している中、この考え方がぐらついています。なんと入試の段階でも、朝日大学歯学部の偏差値は、さらに低下しています。

歯学部留年者の学年の割合

1年生

愛知学院8.2% 朝日大学9.9%

2年生

愛知学院35.3% 朝日大学17.5%

3年生

愛知学院33.1% 朝日大学19.0%

4年生

愛知学院30.7% 朝日大学31.6%

5年生

愛知学院22.2% 朝日大学37.1%

6年生

愛知学院44.2% 朝日大学43.6%

国試合格率

愛知学院75.0% 朝日大学65.8%

 上の数値から、1年では一桁であるものの、2年以降の割合は高くなっています。6年では約半数に近い数値です。
相対的に愛知学院の学生レベルの低下が著しく、むしろ朝日大学のレベルと同等となっています。
ですから、現在の学院歯学部は、以前のイメージとは全く違うことになります。繰り返しますが、国家試験合格率は、6年で半数近くを落としても、愛知学院で 75.0% 朝日大学で65.8%(新卒)。
簡単に言えば、各学年で半分より下にいる学生は、留年・浪人の赤信号とみるべきしょう。
上記を見ても、進級は、かなり厳しく、難しい関門であり、今まで以上に、早期の対策(1年の4月から学習の習慣付けなど)が必要であり、先を見通した学習計画が、必須になるでしょう。

(まとめ)愛知学院歯学部に100人、入学したとして、留年する確率を、単純計算すると、6年後にストレートで国試合格するのは8.6%(8.6人)です。ご存じでしたか?
今の愛知学院は昔とは、別物と考えた方がよさそうです。昔は今より優秀な方が入学して、学費も今ほど高くなく(学院歯学部学費は、昭和48年で100万程度(昭和48年の初任給は約10万))、国家試験の合格も容易でした(ほぼ100%)。当時も今も愛知学院では部活が盛んです。当時は部活ばかりしても、全く問題なかったでしょう。現在はいかがでしょうか?

 

注目点

愛知学院歯学部に100人、入学したとして、留年する確率を、単純計算すると、6年後にストレートで国試合格するのは8.6%(8.6人)です。ご存じでしたか?

 

ちなみに私は自他共に認める歯学部のデータマニアだが、6年ストレート合格率が10%を割ったというデータは見たことがない。

 

これ、どうやって計算したのかも謎

twitterで色々あーでもない、ってやってみたんだけど、

一番有力なのは

各学年の留年率から留年していない割合を求めて全てかけ算してさらに国家試験の合格率0.75をかけるという方法

0.918×0.647×0.669×0.693×0.778×0.558×0.75

しかし、これで計算しても

答えは0.089656で8.6%にならない。

どうやって計算したのかご教授頂きたい。

 

検証

愛知学院75.0% 朝日大学65.8%という国家試験の合格率をみていると第110回歯科医師国家試験が該当する。

デンタル国進はもう4年近く保護者ページを更新していないようだ。

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第110回歯科医師国家試験結果

留年率のデータだが、毎年夏に文科省が発表するデータが使用されている。

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平成29年度 歯学部における留年・休学者の割合

この表は注意が必要で、一度でも留年休学した人の割合なので、純粋な各学年の留年率ではない。

また、勿論だが、これはある時点での1年~6年生の留年休学者の割合であり横断的なものである。ある学年の1→6年までの割合を縦断的に検討した物ではない。

そのため愛知学院のトータルの留年休学者の割合は29.7%しかない。

 

実は同じ文科省の資料に6年ストレート合格率は添付されている。

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文科省のデータ的に110回歯科医師国家試験を受験した学生の

愛知学院大学における6年で歯科医師になれる確率は46.3%

であり、デンタル国進のサイトと大きな乖離がある。

どちらを信用するかって、相手は天下の文科省だぞ!

もうわかりきってるだろ!

 

これは明らかにギルティ

よく考えて欲しい、各学年の留年休学者率を引用していると言うことは、デンタル国進は文科省のデータを明らかに引用している。

ということは、愛知学院のトータルでの留年休学者の割合も、実際の6年ストレート合格率も知っていて、わざわざ8.6%という謎の数字を提示している。

 

これは明らかに故意だろう。

偽りの数字で恐怖心を煽って集客しようとは、詐欺と言っても過言ではないのでは??

 

私の中でデンタル国進=ギルティという構図が確立した

 

デンタル国進についてブログコメント、お待ちしています。

 

愛知学院大学歯学部はクレームいれるか、もう法的措置出てもいいレベル。

 

 

 

魚拓

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デンタル国進魚拓1

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デンタル国進魚拓2