(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 

第113回歯科医師国家試験結果速報(日向坂)

 

 

 

大本営発表なり

コロナで国内がゴタゴタしている中、

2020年2月に行われた第113回歯科医師国家試験の結果が本日14:00に公開された。

 

 

合格された方は本当におめでとうございます。

 

このブログを初めて読む方は用語がわからないと思う。

その場合は下のリンクから用語集をまず読んで頂きたい。

表とか闇とか補正とか、そういう言葉の説明が書いてある。

全体の結果が揃う前に是非ご一読を。

忘れてしまった方も是非。

このブログで使われる用語の解説ver2(新定義込み) - (続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

 

全体の結果 

第113回歯科医師国家試験の合格発表について|厚生労働省

www.mhlw.go.jp

 

全体の結果としては3211名受験で2107名合格

合格率は65.6%であった。

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113歯科医師国家試験結果1

だいぶ合格者を上乗せしたなあ。

自分は2070名ぐらいはあってもおかしくないと思ったが、まさか2100名とは・・・。

去年よりも2%ほど合格率アップ。

基本的に合格者数2000人ぐらいの枠組みの中で厚労省が動いているのはやはり間違いないと思う。

受験生が多いので合格者数も連動して増えているということだろう。

受験者数3279名と予想していたが、60名以上ずれてしまった・・・どこが駄目だったかまた検討したいと思う。

 

合格基準

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合格基準


であり、必修以外の領域ABCは全て去年よりもボーダーが上昇している。難易度が去年よりも下がったため高得点の争いとなったのは間違いない。

B領域は73%必要・・・。

 

削除問題

削除は12問で去年の17問よりは減少している。

ここ数年で一番少ないのではないだろうか。

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削除問題

例年との比較

 

例年との簡単な比較を図表で示していきたい。

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合格者数に関しては、合格者数2000人枠最初の年と考えられる107以降で最多人数となった。

浪人は過去最多の受験者数を見込んでいたが、予想よりも少ない受験者数となっている。諦めた人が多かったのか、何なのか、ここら辺は後でしっかり調べて考えてみようと思っている。

 

合格率の推移を示す。

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合格率推移

これに関しても107以降で最も合格率が高かった。

今年は比較的緩かったともいえる。

予想していたが、問題が簡単になった分現役国公立の優位性が失われたようで、2%ほど合格率がさがっている。

現役私立歯ほぼ同じ。

浪人は過去最低だった112の36.9%から111レベルの43.1%まで合格率を戻しており、今回の問題の易化は浪人にやや有利に働いたと考えられる。
 

各大学別の結果

いつも引用させてもらっている医歯薬が結果をアップしてくれないので、やむを得ずWHITE CROSSさんからデータを頂くことにした。

www.whitecross.co.jp

しかし、WHITE CROSSは会員制サイトでありデータをそのまま引用することはできない。

よってDESのデータを引用するが、DESは例年通り厚労省が発表しているデータに葉含まれる出願者数のデータを故意に削って公表しているので、そこら辺もしりたければ上記リンクのサイトを閲覧頂きたい。

WHITE CROSSさんのデータには未受験者数と言うデータがあるが、これは厚労省が発表したデータではなく、WHITE CROSSさんのオリジナルのようだ。

 

トピックス一覧|DES 歯学教育スクール

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113大学別(DES)

大学別結果(国公立現役)

さて、ここからは現役の合格率を見ていく。

毎年書いているが、浪人はすでに大学の手から離れていることも多いため、浪人の合格率や浪人が含まれる全体の合格率からは大学の実情をリアルタイムに把握することは難しい。

ということでやはり現役の成績を注視していくことになる。

まずは去年より合格率の下がった国公立現役を見ていく。

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国公立現役

やはり今年も東高西低の傾向が強く出ている。

徳島、九州、長崎、鹿児島が合格率70%台となっており、国公立の足を引っ張った形になっている。

国公立のトップは医科歯科。

ここ最近ずっと成績がよかったのだが、去年成績が下降してどうなるかなと思っていたが、成績を戻してきた。1人落ちの97.7%は立派だろう。

 

ここにさらに元々の6年生の実数が分かっている大学のデータを組み合わせる。

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見づらくて申し訳ない。

学生数(a)が実際の6年生の実数となる。

なお、岡山大学、鹿児島大学、九州歯科大学に関しては実際の学生数の情報を入手できなかった。

黒字は大学のサイトに公式情報として掲載されていたもの、赤字はブログに情報として頂いた数字で100%正しい数字かどうかはわからないものであるが、赤字と出願者数は一致しており、今回は正しいと考えられる。

 

徳島大学は11月までに卒試が終了するため出願者数自体を圧縮している。

よって闇の合格率は63.0%となり、国公立では圧倒的な最下位・・・と思ったら案外長崎も元々の学生数と出願者数で4名開きがあり、闇の合格率は65.3%となる。

 

残念ながら鹿児島大学の実数がわからなかったので、鹿児島大学の闇の合格率はわからない。

 

とりあえず、徳島と長崎は出願前に数名(と言っても1割ぐらいにはなる)絞っているのに、国家試験の表の合格率も低いという数字を上手く見せることも難しい大学になってしまった。

実は112でもこの2校はかなり低迷しており、根本的な改善が必要と考えられる大学である。

 

私立大学の闇の数字に関しては次のブログをご覧ください。

spee.hatenablog.com

 

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第113回歯科医師国家試験関連情報

 国家試験受験者のアンケート結果。3200名程度の受験者中500名以上が参加

 

第112回歯科医師国家試験関連情報

昨年の結果に関する情報