(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 

石川県唯一の技工士学校も消えることに

 

 

 

 

公式発表はまだないが

石川県歯科医師会立歯科医療専門学校歯科技工士科

に関して北國新聞に来年度の募集を最後に学科が消滅という記事がでたようだ。

ただし、公式の見解はまだでていない。

石川県歯科医師会の先生からの情報ではどうも確かな情報のようだ。

来年2020年4月の募集が最後で2年後の2022年3月で学科消滅となる。

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募集要項

最終募集前に情報がリークされてしまったので、来年の入学希望者数はさらに絶望的な状況になったのではないだろうか・・・・。

 

現在の技工士学校の状況

元々福井県にも技工士学校がないし、滋賀もなくなった。

隣の富山にはあるが、定員割れで厳しい状況である。

北陸に関しても技工士の需給はかなり厳しい状況になったと言わざるをえない。

また、以前お伝えしたように東北大学技工士科に関しても廃止が決定している。

 

52校からさらにどんどんと減っている。

注:この表が私の許諾無しにtwitterで出回っていたことを確認しています。オリジナルの図表を引用するには私の許諾を取るか、このブログへのリンクを貼って引用を明らかにしてください。

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しかし、閉校を決めている学校よりも充足率が深刻な学校は他に多数存在しており、いつ廃止の決定をするかわからない余談を許さない状況である。

ドミノ倒しのように学校が消えていく。

 

何が原因か

何が原因かと言われれば、やはり条件面が悪すぎる、ということだろう。

給料が安い、労働条件が悪い、

20代での高離職率が指摘されてからずいぶん経つが何も改善されていない。

 

詳細は以下の2つのブログを読んで頂ければと思う。


 

これで本当に日本の歯科医療は大丈夫だろうか・・・・。

こういった側面からも保険制度の限界を感じざるを得ない。

多くの歯科医院も勿論苦しいが、その歯科医院から仕事を受ける技工士さんはもっと苦しいのである。

こう言うことを書くとすぐにAI、自動化を口にする人がいる。

オーダーメイドである歯科治療はそう簡単に全てを自動化できるものではない。

今は50代以上の技工士さんの数が多いからまだ成立しているが、若い技工士は本当に少ない。

技工士さんがいないと歯科医療はなりたたないが、30年後を考えると風前の灯火ではないだろうか。