(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 

第114回歯科医師国家試験の結果発表日と見所

 

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第114回歯科医師国家試験の発表日

2021年2月に行われた歯科医師国家試験の発表日は

令和3年3月16日(火) 14:00

ここ4年連続月曜日の午後だったのだが、今回は火曜日となった。

まあ、去年も3/16だった。

www.mhlw.go.jp

14:00ほぼジャストに厚労省のサイトに合格者の受験番号が出る。

サーバーが落ちたりすることはここ数年ないので14:00に開ければ大丈夫

全体の合格者数、合格率、削除問題やボーダーに関しての情報も同時に発表される。

 

各大学の結果に関しては厚労省から発表されるが、これはサイトには載らない。

大学や予備校関係者は厚労省からプレスリリースとして入手する事が出来る。

予備校が入手してから表を作成するのに1時間ぐらいかかる。

大学別の結果は15:00以降に予備校のサイトにアップされる。

まあDESとAzbはここ数年出願者数を意図的に省いて載せているので数字として欠陥があるのだが・・・。

 

私の見所

合格者が2000人をどれだけ越えるか

去年は受験者数3211名で2107名の合格者であり、合格率はここ数年で最高の65.6%であった。どうしても受験者数が増えた以上合格者数もある程度出さざるを得ないという感じだと思う。

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当ブログでは、第114回の受験者数をおそらく3272名~3332名ぐらいではないかと予想している。

 3332名だったとすると、合格率63%と設定しても合格者が2099名とかなり多い数になる。

今まで合格率が62%台になったことはなく、受験者数が3332名よりも少ない事も想定されるため、総合して考えると今年もおそらく2050~2150名ぐらいの合格者数が出るのではないかと想定している。

 

勿論、この幅の上なのか下なのかで運命が分かれる人がいる。

去年甘かった反動があるのかないのか。

2050ならかなりの合格率になっちゃうしれんが、ボーダーを1点変えるだけで数十人ぐらい合否が変わっちゃう可能性もありそうだから、ないとはいえない。

 

1点の攻防

113より遙かに難しくなった114

削除問題も多そうな雰囲気があり、合否ラインにかなりの人数が凝縮される可能性もありえる。

つまり1点が明暗をわける人が多い可能性がある。

また、成績が優秀だった人が落ちたりする事もあり得るだろうし、受かるはずのない所からの奇跡も起こり得る。

難易度が高い試験というのは紛れが起こりやすい試験である。

 

これほど難しくなるといつもは強い国公立のアドリブ能力だけど、今回は有利ともいえないかも。全然知らない、みたことない、習ってないという問題が案外あっただろうしね。

浪人が虐殺される可能性も充分あり得るわけで、そういった合格率に関しても注目している。

 

奥羽の特待生

114は奥羽の全額免除特待生が初めて国試を受験した。

特待生が全員合格して合格率爆上がりを期待しているんだろうが、どうなるだろうか。

ちなみに内部からの情報では、特待生の更新条件を満たさなかったのに、翌年も特待生を継続できたという学生が結構いるらしい。

おそらく6年ストレート合格率を上げるための策かと思うが、甘すぎるんじゃないかね。こうまでして過保護にされた特待生集団がどれだけの合格率をはじき出すか注目している。

 

某KO(仮)大学

正直出願前後に大量に落とすような数字の操作を行わない限り東京歯科大学→某KO(仮)大学に表の合格率で勝つことは他校にはできないと思う。

113では出願後にある程度学生を落とした岩手が表の合格率でトップに立ったが、56人中21名落として臨んでいるので、これは実態通りとは言いづらい。

112でも日本歯科新潟が肉薄したが、これも出願前後で大量に学生を落とした結果である。

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実は114の国家試験出題委員には某KO(仮)大学の先生が1人もいない。

今まではやれ国試の問題が漏洩してるとか色々根も葉もない事を言われていたわけだが、逆に言うと今回はそれをねじ伏せるチャンスである。

全ての噂を焼き払う成績を叩き出すのかどうかに注目している。

 

上位校と下位校そして名門校

以前底辺であった北海道医療大学、岩手医科大学などは最近国家試験の合格率の改善が認められる。しかし、数年続けて成績を維持することができて初めて教育システムの成功といえるわけであり、まだその域に達したわけではない。今年も継続した合格率を達成できるか注目している。

 

一方、東京歯科と並び歴史が古い日大、日本歯科、大阪歯科などの名門と言われる大学であるが、ジリジリと成績を下げている。

以下の113の結果から日大はやや持ち直した感があるが、日本歯科、大阪歯科の状況はとても名門と言える状況ではない。大量に6年生を留年させることで数字をなんとか保っているのが現状である。

名門の凋落、2極化がさらに進展するのかに注目している。

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そして、底辺の争いである。

最近の底辺常連校としては

奥羽、鶴見、神奈川、福岡などが挙げられる。

数年前、こういった底辺の状況は尋常ではない酷さで、6年で卒業して歯科医師になれる確率が20%を切る大学すら現れた。

ここ2年ほど底辺層の合格率もわずかだが改善の傾向が認められる。

しかし、底辺は底辺でほぼ固定されており、そこから抜け出すのは容易ではない。

難しかった114では紛れが起こる可能性もあるが、元々ギリギリ合格する学生が多い底辺大学は多くが不合格になり沈没するおそれも充分あり得る。

 

抜け出す大学があるのか、沈没するのか要注目である。

 

まとめ 

114の試験はおそらく出題基準が変更になる115以降の国家試験の傾向をある程度反映している可能性がある。

そういう意味で114を乗り切れない大学は115以降も危ないかもしれない。

ここ数年私立大学は進級判定の厳格化、試験、講義の増加、CBT得点率の引き上げ等を行い、簡単に卒業できなくなってきている。

3/16に発表される数字は脱落者の屍を越えて国家試験を受験できた層の話である。そういう上澄みの層ですら大学によっては多数が討ち死するのが歯科医師国家試験。

今年はどういう結末になるだろうか。

当ブログでは当日に結果に関するブログを更新予定である。 

 

去年の結果