目次
再予想
春にラフな予想を行ったが、今回もAzb2回目の模擬試験結果を入手できたのでそこから受験者数をメインに予想してみたい。
4月に行った予想
最近の国家試験の傾向
過去数年分のデータをみてみよう。
①出願者数は3700~3800人程度
②受験者数は5年で300人ほど減少
③合格者数は大体2000人前後で固定
④現役国公立の受験者数は620~650でほぼ固定
⑤現役私立の受験者数は5年で500人減
⑥浪人受験者は5年で250人増で過去最高を更新
⑦国公立、私立を合わせた留年または卒業保留で111に持ち越された数は最大736名
最大というのは退学等も考えられるため
⑧110での私立現役の出願者数は1803名、受験者数は1209名
⑨111に持ち越された浪人数(現役不合格+浪人不合格)は1054名
注:未受験が34名いるので潜在的には1088名
第111回を受験する可能性があるのは何人?
おそらく臨床研修歯科医のマッチングを提出している人が大体最大人数と考えられると思う。
今年は去年よりも参加者数が70名ほど増加。
3809名がおそらく受験する可能性がある最大数と考えてよいだろう。
去年はマッチング3733人、国家試験出願者3691人
ということは
今年の出願者数は3700人中盤ぐらい
と考えても良さそうだ。
模擬試験の人数
申込者数合計 3456名
受験者数合計 3102名
国公立申し込み 669名
国公立受験者 616名
私立申し込み 1850名
私立受験者 1698名
団体、個人申し込み 845名
団体、個人受験者 697名
団体、個人が浪人勢と考えられるが、数は少ない。
申し込みしていない、または大学で受験している?と考えられる。
ちなみに去年のデータ
110-2Azb模擬試験においては
申込者数合計 3341人
受験者数 3025人
私立大学 申込者数 1843人 受験者数 1704人
国公立大学 申込者数 692人 受験者数 650人
団体等 申込者数 480人 受験者数 444人
であった。
国公立現役受験者
去年のデータと比較しても今までの国家試験の傾向からしても111でも620~650人ぐらいの受験はおそらく間違いないだろう。
635名ぐらいと予想してみたい。
私立現役受験者
ここと浪人が予想が非常に難しい。
まず今年の私立6年生は2000名ほど在籍しているようだ(独自調査の結果)。
その中の1850名が申し込み、1698名が模試を受験している。
110でも最初いた6年生のうち出願しなかった学生が150名いた。
丁度よいので111の私立現役出願数を1850人と想定してみよう。
次にここからどれぐらいの人数が留年や卒業保留で絞られるか、である。
これはもう大学のさじ加減以外何物でも無いわけで正確な予想は難しい。
ここ3年は500~600人絞られているが、毎年増えている。
111は出題基準が変わるため、110で留年ではなく卒業保留で浪人として出したという噂もある。
うーん、余計わからん。
今年も去年も模擬試験の申込者数、受験者数ってあまり変わりないのよね。
ということは・・・600人ぐらい離脱と予想してみますか!!
はい、ということで
1850人出願 1250名受験
と予想。
この数字を使うと私立の6年生で国試を受験できるのは67.5%程度ということになる。
1月の試験で32.5%はさようならという予測。
これは109での30%、110での33%と比較してもある程度整合性があるんじゃないかと思う。
浪人
これもなかなか難しい。
なぜなら卒業保留がいるから
各大学が110時点でどれだけ裏から卒業させたか・・・わからない。
109の浪人受験者数の予想は1133名だったが実際は1134名受験
110の浪人受験者数の予想は1126名だったが実際は1194名受験。
この数字が増えている部分は明らかに卒業保留によるものである。
109ではほぼ差がなかったのに110では70名程度差がでている。
各大学気合いを入れて卒業保留を出した様だ。
さて、今回はどうだろう・・・・。
同じかそれ以上の卒業保留がいたと仮定して100名増やしてみよう。
1054+100=1154
1154を111での浪人受験者数と予想する。
合計予想受験者数
国公立現役 635
私立現役 1250
浪人 1154
合計 3039
3039名!?
ファイナルアンサー
4月のラフな予想では、110の3049名受験よりも111では受験者数が増える、と予想したが、今回の結果からするとほぼ110と同じぐらいになった。
4月の予想、マッチングの人数等考えると増加が妥当な気がするが、どこの予想が乖離しているのか・・・うーむ。
①6年生の志願者数
②6年生の受験者数
③浪人の受験者数
おそらくここらへんだろう。①を元にある程度の留年率を設定して②を想定しているので、①が間違っていると数字がずれる。
③も卒業保留、受験しない浪人などによって数字が実際とあっていない可能性がある。卒業保留は100名じゃきかない人数だったりして・・・。
去年よりも受験者数が多くなる可能性はある程度高いわけで3039は最低ベースとして
3039~3089人ぐらいまではありえるのではないか、と予想したい。
最終的な受験者数予想
3039~3089人
さて、ここから合格率を考えていきたい。
おそらく合格者数で最も濃厚なのは1950~2000人だろう。
合格者数1950人~2000人の場合
合格率は63.1%~65.8%
ここ数年の枠内に入る。
これだと例年通りということだろう。
合格者数1900人~1950人の場合
合格率は61.5%~64.1%
これは可能性は低いと思うが、受験者数が3039に近い、すなわち少なかった場合にありえるのかもしれない。
受験者数3039人で合格者数1950人なら64.1%
許容の範囲内という感じじゃないだろうか。
結論
①受験者数は去年と同等、または微増と予想
3039人~3089人
②合格者数は1950~2000人とすれば合格率は63.1%~65.8%
これが最も可能性が高い合格率と今の時点では考えられる。
つまりほぼ例年並み。
ただ、合格率が2%変わるだけで合格者数はそれなりに変わるので当落線上は熾烈だろう。受験生、特に模試の順位が1500位~2200位ぐらいは気を抜いちゃ駄目だ。1点で涙を飲む人は今年もそれなりにいるだろう。
111回は大幅に国試のシステムが変わるから合格者数もどうなるのか、2000人という枠を越えて削減してくるのかどうかは私にはわかりませぬ・・・・。
ただし3700人以上出願者がいるなかで1800人合格とすれば出願者ベースで考えると合格率は50%以下なわけで流石にないんじゃないかと思う。やはり2000人をすこし切るぐらいなんじゃないかと思う。
あくまで勝手な予想なので、これが結果と違うとしても責任はもてません。あしからず。
追記(2018/01/16)
azb3回目の受験者数が去年よりもかなり少ない。
もしかしたら実際の国試受験者も相当少ないのでは・・・と思い始めた。
3000人割るのかね?
109 azb 3回目 3073人 →国試受験者 3103人
110 azb 3回目 2965人 →国試受験者 3049人
111 azb 3回目 2792人(1/31現在2822) →国試受験者 ???人
この流れだと2900人未満になっちゃうんですが・・・・(;´∀`)
去年のazb3回目の受験者は2965人(国試前日時)
— spee@デブサメンパラダイス (@spee_dentalblog) 2018年1月16日
で実際の受験者数は3049名
今年のazb3回目の受験者数は2792名
(1/16現在)
で実際の受験者数は??
もしかしたら上記予想よりも浪人が少なく、私立の卒業者数が少ないのかもしれないですねえ・・・。