(続)とある最底辺歯科医の戯れ言集

日本語が不自由な歯科医師のろくでもないお話 仕事多忙で更新遅延

第111回歯科医師国家試験アンケートの結果発表 その1

アンケートを今年も実施しました

国試終了直後に去年と同様にアンケートを実施した。

アンケート内容に関しては去年と少し変更した点がある。

全て見ていくと非常に分量が多いので分割して書いていきたいと思う。

(1つ1つのブログの量が多すぎる、という意見もあったので)

 

110回のアンケートは85名の回答を得た。

111回の今回は139名の回答を得た。

確実に人数は増えているが、それでも全受験生の5%弱でありあくまで一部の意見であるという指摘は受けるだろう。

次回は300人いきたい、いきたい、協力お願い!5年生!

 

 先日行ったアンケート

 

 110回のアンケート

  


 質問1 第111回歯科医師国家試験の難易度は?

国試終了直後と言うこともあり、やはり少し難しかったという意見が多くなりがちだ。

110でもそういう傾向が認められる。

しかし、111では回答者の85%以上がかなり難しい、やや難しいと回答している。

確かに傾向も相当変わったことが影響しているだろうが、それを差し引いても

111では確実に難しくなった

と言えるだろう。

実際私も問題を見てみたが今までと明らかに難易度設定が変わったと思った。

小手先の難易度調整ではなく、

タクソノミーを上げてきた!

わけで、おそらく112も同じ感じで来るだろう。

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質問2 科目別で難しかったのは?(複数回答可)

111で難しかったのは圧倒に基礎という答えだった。

代表例が真歯の問題と言うことになるだろう。

衛生、社会歯科も今まで通りの問題ではなくややひねった問題が多かったようなのである程度の人数となっている。

毎年答えが割れる補綴系もそれなりの票を集めた。

基礎なんて低学年でどれだけ真面目にやったかが問われるからね。

タクソノミーが上がってなぜこういうことが必要なのか?どうして?という事がしっかりわかっていないといけない問題が増えた。

色々考えると6年生1年間だけでなんとかしようというのが無理になってきているのかもしれない。 

真歯に必須の構造物はどれか。1つ選べ。

a 歯髄

b 歯槽骨

c 象牙質

d エナメル質

e セメント質 

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質問3 必修の難易度は?

毎年難易度がおかしい、と揉める必修だが80問に増量された今回も難しかったようだ。

確かになんですの?これ?という問題も多い。

単純に今後歯科医師として求める知識問題、というよりは点差をつけるための問題に見えてしまう。

必修の難易度設定はもうちょっと考えるべきだろう。

今の難易度なら8割は酷すぎると思うよ。

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次は模擬試験と国家試験についてだす。

 

 ↓続き

 

国試に関する感想

必修が難しすぎるんだよ!ゴラ!

 

必修落ちが怖すぎる

 

基礎が厳しい 必修も厳しい

 

必修が例年の国試より難しかったように感じます。どれが必修か分からないのも心臓によくない。

 

必修が難しかった。真歯とか初めて聞いた。

 

必修がなにをしていいかわからない 高齢者の問題が大量に出ていた

 

必修で落としにかかってるんだなと思ってしまうほど難しく、精神的につらい時間だった

 

この世に必修対策というものは存在しないのかもしれません。 とにかく深く学習するしかなさそうです。

 

必修に関しては、80%超えしてる受験者のほうが少ないんじゃないかと感じました。

 

必修で正答の見当もつかないような問題があった。模試の必修では悩んでも2択までは絞れる問題難易度だった。

 

頭20問が必修だとすると、一般問題と必須の難易度はほぼ変わらなかった。衛生は見たことない表や世界地図が出て、戸惑った。どの科目も浅い知識では対応できず、理解しながら勉強する必要があると思う。90問を135分で解くのは、意外に時間的余裕が無かった。

 

必修はこれが必修なの?というレベルの問題が多かったです、しかし問題数が80問に増えたこともあり 取るべき所で取れていれば問題はないと思った、難問奇門は削除を希望します。 必修対策って何なのだろうと思いました。国試本をやりこなすのはもちろん、教科書などのコラム的にところにも 目を通して置かないと難しいと思う。

 

必修の難易度が一気に上がり、正直困惑しています。 麻布模試1~3回ともに必修合格していましたが、本番がここまで難しいとは思いませんでした。 一般問題も難易度が上がりましたが、臨床はそれほど難しい問題ではありませんでした。

 

必修は聞いたこともない語句が例年になく多くかなり動揺しいペンが止まりそうになったり、ならなかったり。 分からないものは分からないのだから、新出の問題に同様しないで取れるとこは確実にを心がけ12問ミスでした。

 

必修って何? 試験開始前のの45分の説明と待機が嫌すぎる。さっさとやってくれ。配布プリント渡してと効率よくすればいいのに

 

必修は常識問題も多く感じた。 ヤマはかなりあたったが、さらにそこを深く読み解かないと解けない問題が多かったので間違えた。

 

考えないといけない問題が増えた

全体的に難しくなったと思います。 必修は基本的な内容とは言いながら、きちんと勉強してとれるのは90%くらいではないでしょうか。残り10%の問題は一部の大学だけで教えていた内容などの奇問難問。貯金を作ることが難しく、ギリギリ合格基準に達するかどうかの薄氷の勝負です。 一般臨床通して、口腔内スキャナやグミゼリーによる咀嚼検査、間接リラインなど保険収載された治療法や器材、トピック的な時事がきちんと反映されていました。今年は予備校の予想問題が結構当たっていたと思います。 X3やX4のおかげでXXが減り、解きやすくはなりましたが問題のレベルは上がっていると思います。特に臨床では順序問題が大幅に増加。臨床実習で手を動かしたり見学できていないと対応には困るでしょう。教科書より実習帳や動画で勉強する時代が来ています。 また、知識で即答できる問題も減りました。言い換えて、病気を想像して、その病気の特徴や似た病気を答えるなど答えに至るプロセスが更に増えました。時間は余裕が出来たといわれていましたが、結果的にはほとんど余裕がありませんでした。 今年の問題を見て、勉強のやり方を一から変える必要が有ると思いました。これで不合格なら厳しい浪人生活となりそうです。 以上、とりとめなく拙い感想となりましたがご参考になれば幸いです。

 

新基準となって一発目の国家試験でしたが、一言で言うと「質の変化」が顕著でした。従来であれば、過去問を繰り返してパターンやある程度丸暗記していれば似たような問題が出題されていましたが、107回以降からそういった学習では到底太刀打ちできないレベルになったと思います。問われている内容自体は基本的な事柄ですが、角度を変えてそれを問うといった形になってきたという印象を強く受けました。 いわゆる「思考力を求める」という出題委員からのメッセージを非常に感じました。 次回以降受ける方へのアドバイスとしては基本的な事項を真っ向からきちんと勉強していく必要性があると思います。(某臨床を〜ブログみたいなかと言ってますが。。)またある程度、傾向が強い科目もあるので各社の模試や直前講座はしっかりと復習した方がいいと思います。いずれにせよかなりの勉強量はこなさないといけませんが、正しい方向できちんと努力すれば必ず突破できる試験だと思います。

 

今までの王道問題が非常に少なく感じました。今までより一ひねり加えている問題が多かったです。過去問ベースの勉強法だと、本質をかなり深く理解していないと歯が立たない印象でした。 しかし問題は難化しましたが、相対評価であることを考えると特に影響は無いのではないかと考えます。

 

今は、国の方針として歯科だけでなく介護分野や医学分野とも連携することを掲げていると思うので、一般医学や高齢者分野の問題を増やすのは理解できる。 出題基準が変わったのもあってか、出題方法・問い方が難しくなっているように思えた。「この問題ではこれとこれが答え!」というのではなく、その場で思考させて問題を解決させるようなもの。 歯科医師の数を絞り、質を高める為には仕方の無いことなのかなあ… ただ、必修が難易度上がりすぎかなとは思った。解剖や生理など随分前に勉強したところは特に。

 

国立大の6年生です。暗記した知識量を問うだけではなく、その場で考えて答えを導くことを要求される問題が多かったように思います。国試対策をしっかりやって仕上げてくる私大生と勝負するには今回のような試験形式でないと厳しいものがあるので、個人的には救われた気分です。いくつか良い問題もありました。 基礎や必修が難しかった、細かいことばかり聞かれたという感想も少なくないようですが、問題を見て「あ、これ○年の○○の講義で先生が言ってたやつだ」「そういえばこれ期末試験前に覚えたな」と思うことが多く、6年になってからの国試対策よりむしろ日頃習った内容を確実に身に着けることの方が重要なのではないかと感じました。

 

色々な意見があるよ

真歯って何⁉︎ CBTの連問みたいに2日間に渡って同じ写真使った問題とかもあるし前代未聞だった気がします。 必修がどこにあるかわからない、必修・一般・臨床が同じブロックに入るという事前情報から模試はかなりごちゃ混ぜに使ってたけど、いざ国試を受けてみると意外と整理されてて模試はごちゃ混ぜにし過ぎてたんだと思いました。 麻酔は大学の先生曰く学生に求めるレベルではない問題がちょこちょこあるようです。

 

衛生の問題の内容に偏りがあった。地域保健法、医療保険についての問題がなかったのがびっくりした。 また去年より小児が多いように感じた。AでもDでも熱いと言われてた離乳が出なかったのが残念であった。

 

A領域の問題の質がかなり変わった感じがした。 BC領域は難易度は下がったと感じた

 

緊張して、簡単な問題が考えられなくなると思った。 

 

基礎が難しく、臨床が易しく感じたのですが、イラスト問題が多く疲れたのと採点したら2日目の臨床が低かったです。あと予備校で答えが割れてる問題も多く厚労省の発表をドキドキしながら待ちます。個人的には全体的に近年で最難問だったと思います。

 

明らかに聞き慣れない単語が必修と思われる頭の20問にきており、それでかなり焦りを感じました。正直8割とれている感じは全くしません。矯正は今回は小児期の治療を問う問題が多く感じられました。確実ではないのですが解いていて必修、一般、臨床の順で出題されていましたので、改編の年ということで時間配分がやや難しかったです。本当に必修が難しかったのでここをクリアしてるひとが受かるのではないかと勝手に思ってます笑 

 

臨床問題は冷静に消去法で解けます。 ただ、必修、一般は消去法が使えないので難しく感じました。あと、予備校の予想があまり的中していないので平均は下がるのではないかと思います。 

  

A、Bが難しい印象でした。 C、Dは割とサクサクいけました。 Aで出た写真と同じ写真がDで使われていたり、いわば連問のようにAでの答えがDで問題文中にあったり、例年通りではなかったと思いました。 一般がやや難しめに思いました。 110回が簡単だった分すごく緊張しました。

 

期待してた以上に難しい感じはしなかったな。常日頃から勉強していればなんの迷いなく解ける。やり方次第ですよ笑

 

臨床手順を問う問題が非常に多い。 基礎実習や臨床実習をどれだけ頑張ったか測られる。

 

たしかにみたことない問題が多かったが、簡単な問題も多かった。

 

 

本番でのヒラメキが必要な問題が多かったかなと思う。 問題のレベルに差が大きかった。(簡単なものはめちゃくちゃ簡単で、わからないのは知らない言葉があったり)

 

難しかったです。去年よりすごく難しくなったと感じました。だいたい模試と同じくらいの難易度に感じました。必修も国試本番とは思えないくらい難しかった。

 

簡単な問題と難易度の高い問題の落差が激しい気がしました。 標準問題を羅列した方が、選抜試験(敢えてそう言います)としては機能すると思います。 問題のクオリティとしては低く感じました。

 

今年の国家試験は例年よりもかなり難しかった様に思います。また、摂食・嚥下問題の割合がかなり多く感じられました。 相当削問が多いことを願うばかりです。国試が終わったのに、不安で終わった解放感を味わえません。

 

一般必修は難しかったので差がなさそう 臨床で点差が変わるかなーと思いました

 

模試でも200、300位にいまして、必修も全国100人近くに入ったことありますが、国家試験の必修は難易度は難しくないですが、問題文の聞かれ方や設問の日本語が回りくどくなりました例年以上。 ガイドライン見てもこれどちらを最終的に選べばいいのか?とか多かったです。

 

 

 

関連資料

大体1年前に書いたやつ

今回の国試から大幅に傾向がかわったので5年生もチェック必須。 

 

 新しい出題基準

  


R.I.P. PAT TORPEY

2/7 Parkinson病で闘病していたが逝去 64歳。


Mr. Big - To Be With You (MV)